世界各国の特徴まとめ ! 現地の日本人が生の声をお届け – マイナー国の情報も

当サイトNNWでは、世界各国に住む日本人ライターの皆さまが様々な国の特徴をご紹介しています。日本人に大人気の渡航先アメリカ、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツなどのメジャー国だけではなく、ヨーロッパの小さな国々や、日本では少しマイナーな国なども徹底的にご紹介しています。

なかなか知ることができない現地のリアルな情報が満載!本ページでは、今までご紹介した国の一覧をご覧いただけます。ぜひ海外旅行や留学の参考にしてみましょう。

本記事は定期的に更新いたしますので、ぜひ各国の特徴情報をいち早くチェックしたい方は本ページをブックマークしてご利用ください☆

どんな国? 今まで知らなかった各国の特徴を知ろう

ギリシャ

ギリシャってどんな国? ギリシャで驚いた面白い文化7選
注目 – 誕生日よりも盛大に祝うネーム・デー

ギリシャには、誕生日を祝う「ヨルティ(ネーム・デー)」があります。ギリシャ人はほぼ全員、キリスト教の聖人から名前をつけられているので、自分と同じ名前の聖人の記念日をネーム・デーとして盛大にお祝いします。

私がギリシャで購入したカレンダーには記念日の名前が書かれているので、「今日は誰(どの名前の)ネーム・デーかな?」と夫と毎朝チェックしています。

ギリシャ人の夫は、「子供の頃は誕生日よりもネーム・デーの方が盛大に祝ってもらっていた」と言っていました。日本人の私からすると、誕生日のようなイベントが年に2回もあるなんてなんだか羨ましいと思ってしまいます。

ポルトガル

ポルトガルってどんな国? 知られざるポルトガルの特徴8選
注目 – ディナーに時間をかける

ポルトガル人は、平均して3~4時間とディナーにかなり時間をかけます。というのも、ポルトガル人にとってディナーはただの食事時間というだけではなく、家族や友人たちとのんびり会話やお酒を楽しむ憩いの場だからといいいます。

ポルトガル人の食事時間は遅いため、ランチ営業が13時からというお店も少なくありません。そして夕方はいったんお店を閉め、ディナー営業開始は19時や20時から。(ポルトガル人は22時くらいからディナーをはじめる人も多いです。)

メキシコ

メキシコってどんな国?必ず知っておきたいメキシコの特徴7選
注目 – 食のバラエティの豊富さ

メキシコを語る上で絶対に外せないもの。それは、メキシコ料理!7000年も前から伝わる伝統的な食文化が評されて、2010年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されました。

日本ではタコスくらいしか知られていませんが、実はメキシコ料理、そのバラエティの幅がすごいんです!というのも、メキシコは南北に広がる国土で、地方によって気候が大きく異なり育つ作物もそれぞれ。そのため地方ごとの郷土料理が発展したと言われています。

ブルガリア

ブルガリアってどんな国? 知られていないブルガリアの特徴10選
注目 – ブルガリア人の家族は広範囲

ブルガリア人は家族がたくさんいます。と言うのも、兄弟が沢山いる大家族という訳ではありません。ブルガリア人は「いとこ」のみではなく、「はとこ」のそのまた先…と言った具合に、6親等、8親等、10親等…と「家族」の概念が広範囲に渡ります。

ブルガリアはインフラが整備されていなかったり、政府や法律が正しく機能していない部分が多くある為、様々な面で家族や友人の伝手が重要となり、「困った時は助け合う」生活が必須となっている状況が大きな理由です。

オランダ

オランダってどんな国? おもしろいオランダの特徴8選
注目 – 「ファン」だらけ!?オランダの面白い苗字事情

オランダで最も有名な画家のゴッホ。オランダ語では、Vincent van Gogh(フィンセント・ファン・ゴッホ)です。この名前のように、オランダでは、from(~から)を意味する「Van(ファン)」がついた苗字がとても多いです!例えば、〇〇(下の名前)+Van den Bergは、山から来た〇〇、という名前です。

そのため、学校の出席簿などではVan deなどを除いて、アルファベット順に名前順が決まります。つまり、Van den Berg さんは、Bergさん扱いなので、名前順はかなり早くなりますね。

ポーランド

ポーランドってどんな国? ユニークなポーランドの特徴7選
注目 – ポーランドの郵便ボックスがすごい

ポーランドの郵便の自動送受信ロッカー、通称「Paczkomaty(パチュコマテ)」は、その利便性と革新性で注目されています。インターネットやアプリを使って、24時間いつでも荷物を送ったり受け取ったりできる自動システムで、ヨーロッパで最も先進的なシステムの一つです。

利用者はオンラインで配送ラベルを作成し、近くのPaczkomatyに荷物を預けます。受取人は自分の荷物が届いた時に通知を受け取り、自分に割り当てられたボックスから荷物を受け取ることができます。ポーランドではこのシステムが普及しているおかげで、郵便物を手渡ししたり、わざわざ郵便局やコンビニ行って郵便の手続きをする人は今はほとんどいません。



イタリア

イタリアの特徴8選! 在住者が驚いたイタリア人の知られざる国民性とは?
注目 – イタリア人はジェスチャーなしでは話せない

欧米人の特徴といえば、大げさなジェスチャーがあげられます。その欧米人の間でも話題になるのが、イタリア人のジェスチャーの豊富さ。欧米人向けのイタリア式ジェスチャーの講座があるほど、イタリア人のジェスチャーは言語のような役割を果たします。

日本人はスマホを片手にお辞儀をしてしまう癖がありますが、イタリア人のジェスチャーもこれに該当するといって過言ではありません。イタリア人全体で共有するジェスチャーによって、怒り、喜び、当惑などのさまざまな感情を表現しているのです。ある研究によればイタリアにあるジェスチャーの数はなんと250

デンマーク

デンマークってどんな国? Hyggeで人気の国デンマークの特徴7選
注目 – デンマーク人が大切にするHyggeとは?

「Hygge」とは、デンマーク語で、「自分が心地よいと思う空間で、癒しの時間を楽しむこと」を意味します。

デンマーク人にとっての「Hygge」は、「本を読む」「友人とカフェに行く」などといった特別な事象を指す言葉ではありません。「Hygge」は、その人が心地よいと思う空間で、自分を満たしてあげることが一番の目的なのです。

たとえば、デンマーク人の夫は、休日の朝は決まって、焼きたてのパンを買いに出かけます。休日の朝くらいゆっくり家に居ればいいのに…と思いますよね。どうやら夫にとって、温かく香ばしいパンと、淹れたてのコーヒーで休日の朝を迎えることは、彼の「Hygge」に欠かせない日課のようです。

メジャー人気国のユニークな文化と習慣7選

アメリカ

知らなかった! アメリカ特有のユニークな文化と習慣7選
注目 – フレンドリーな接客

アメリカでは、ファストフードの店員から、レストランのウェイター、衣料品店のスタッフまでみんなフレンドリーで、まるで友達のようにフランクに接客してきます。日本での丁寧な接客に慣れている人だと少しあれっ?と違和感を覚えるかもしれません。

たまにびっくりするのは、お客さんがいるのに堂々とスムージーを片手に接客をしていたり、接客中にお昼休憩まだとってないんだよね~とほかのスタッフに回されたりと、日本ではありえないことも起こります。さすが自由の国アメリカという感じです。

イギリス

知らなかった! イギリス特有のユニークな文化と習慣7選
注目 – 太陽が出ると、サングラスをかけて芝生で日光浴

イギリスでは、お日様が照った真っ青な空を見る日は非常に少ないです。日光を浴びる機会が少ないため、定期健康診断で、ビタミンが足りないと診断される人が多いと言われています。そのため太陽が出て気温が20度を超えると、待っていましたと言わんばかりに、イギリス人は外出し始めます。

何時間も芝生の上で、おしゃべりしたり、景色や空を眺めたり、本や雑誌を読んだり、サンドウィッチ、チョコやポテトチップスを食べたりして、それぞれリラックスした時間を過ごします。

カナダ

知らなかった! カナダ特有のユニークな文化と習慣7選
注目 – カナダにいると寒さに強くなる

夏が短くあっという間に冬になるのですが不思議なものでマイナスの気温を経験した事がなかった私でも13年もいると寒さに慣れてしまうものです。もちろんマイナスの気温では防寒が重要なポイントになってきます。子供達は皆、服の上にスノースーツをきて通園、通学します。実はトロントの学校はニュースで寒冷警報が出てもなかなか休校になりません。

幼稚園でマイナス45度、小学校ではマイナス50度以上が休校になる基準です。今年は例年より寒く雪もたくさん降って大雪警報や寒冷警報がかなり出たのですが、休校になったのは大雪でかなり吹雪いている時の一回きりでした。

ドイツ

知らなかった! ドイツ特有のユニークな文化と習慣7選
注目 – ドイツ人は日本人に似ている?

実際に住んでみて似ているなーと思ったことは、まず時間に正確なことです。そして、基本的に真面目なところが非常に似ていて、1度決めたことはやり通す性格の人が多いです。


他のヨーロッパの国から、「ドイツ人は、真面目でつまらない」「ケチで融通が利かない性格」と言われることが多いです。住んでいてあまり苦を感じないのは、日本人の性格に似ていて、仕事や時間などに関しての感覚が同じことが多く、相手に無理に合わせることがないからかな、と思います。

フランス

知らなかった! フランス特有のユニークな文化と習慣7選
注目 – 差別に対してとても敏感

フランスには日本と違って多くの人種が混合しています。そのため、日本よりもはるかに差別に関する話題は多いのですが、それよりも差別に関してとても敏感です。

各企業や学校入学においても差別のつもりはなく成績や技能・人格等を考慮した上で選び抜かれた人々の中に、たまたまであっても黒人がいない・アラブ人がいないとなれば大問題になってしまいます。


日本人である私がフランスに居ても、フランス語が話せることを前提に同じフランス人のように話し、たとえ少ししかその国の言葉が話せなくても同じフランス人のように接してくれます。

オーストラリア

知らなかった! オーストラリア特有のユニークな文化7選
注目 – どこでも裸足で出かけちゃうオーストラリア人

オーストラリアの驚きは、裸足です。キレイなビーチや緑が美しい芝生が広がる公園をはだしで歩いたら気持ちよさそうだし良いんじゃない?と思われるかもしれません。違うのです。自然が溢れる場所はもちろん街中もお店(カジュアルなものに限る)もそしてなんと、ましてやトイレも裸足で行く人がいます。

よくケガをしないなぁと感心しますが、意外に大丈夫なようで皆ケロッとした顔で歩いています。大きな都市でも、すごく小さな町でも老若男女問わず見られることなので、間違いなくオーストラリアの特性だと言えます。

ニュージーランド

知らなかった! ニュージーランド特有のユニークな文化7選
注目 – 緑が少ない?

ニュージーランドって緑が多い国だと思っていませんか?わたしはそう思っていました。しかし、クイーンズタウンについてすぐに思ったのが、「あれ?山に木がなくない?」ってことでした。

そう実は、ニュージーランドの森林面積は国土の約35%と決して高くありません。むしろ、日本の森林面積は約70%なので、日本の方が緑が多いんですね。

なぜかと言うと、先住民族マオリの方たちやヨーロッパ系の移民の方々によって、狩りや牧場経営のために森林が伐採されてしまいました。20世紀初期から、ようやく森林の保全活動が始まったようです。



特徴まとめ


以上、世界各国の特徴まとめをお届けいたしました。今後も随時新しい国を更新予定です。お楽しみに!