「日本の労働環境」について海外の反応は?
日本の労働環境は一昔前に比べて、働き方改革の効果もあり少しずつ改善されつつありますが、それでも日本はまだ世界では「働き過ぎ」の国と認知されています。
毎年国際連合の関連団体が発表している「世界幸福度ランキング」(World Happiness Report)において2019年度の日本の順位は58位。経済や住居環境において豊かな先進国にも関わらずここまで順位が低い理由の一つとして「労働環境」が挙げられています。
今回はイギリス、イタリア、フランス、韓国、アイルランド、ドイツの6カ国の皆様に日本の労働についての意見をいただきました。
※以下の投稿内容は個人の意見であり、国の意見を代表するものではありません。




1.イギリスの意見(Andyさん・29歳)
― 日本では働きすぎにより時々過労死が問題になる事を知っていますか?
― あなたの国の労働環境は日本とはどのように異なりますか?
オフィスでは、ラジオから流れている音楽を聴きながら仕事してるよ。職場の雰囲気はフレンドリー。上下関係もほとんどなし。同僚や上司と休日、仕事終わりなどのプライベートでお酒を飲みに行ってるよ。
― あなたの国の休暇は一年間にどのくらいありますか?
― 人々が労働環境を手に入れ、仕事中毒にならないためにはどうするべきだと思いますか?
2.イタリアの意見(Marcoさん・26歳)
― 日本では働きすぎにより時々過労死が問題になる事を知っていますか?
― あなたの国の労働環境は日本とはどのように異なりますか?
― あなたの国の休暇は一年間にどのくらいありますか?
― 人々が労働環境を手に入れ、仕事中毒にならないためにはどうするべきだと思いますか?
3.イタリアの意見(Pietroさん・31歳)
― 日本では働きすぎにより時々過労死が問題になる事を知っていますか?
― あなたの国の労働環境は日本とはどのように異なりますか?
イタリアでは実際の技術的なスキルよりもカリスマ性、外見、態度、服従精神などがより重要になっているよ。なので残業などの行為が職場で称賛されていて、その部分は日本と似ていると思う。でも、日本はもっと状況が悪化しているね。
― 人々が労働環境を手に入れ、仕事中毒にならないためにはどうするべきだと思いますか?
それか全く別のケースで、彼らは仕事に関してとても意欲的で熱心なだけの可能性もある。だからまずは原因を探って、根本的な問題から解決していく必要があるんじゃないかな
4.フランスの意見(Thomasさん・29歳)
― 日本では働きすぎにより時々過労死が問題になる事を知っていますか?
― あなたの国の労働環境は日本とはどのように異なりますか?
労働時間は仕事の種類に応じて規制されているから。だけど燃え尽き症候群や過労死はフランスでも問題があって、それは良い事ではないね
― あなたの国の休暇は一年間にどのくらいありますか?
― 人々が労働環境を手に入れ、仕事中毒にならないためにはどうするべきだと思いますか?
そして第二に、僕は自然に囲まれることの重要性に気付いた。もちろんこれまでも常に美しい自然を大事にしてきたけど、今は以前よりもっと自然の平穏さと美しさを楽しんでいる。雪に囲まれた森で深呼吸するのはまるで楽園のようだよ。
仕事中毒にならないためには・・まずは一度真剣に自分の人生で何が重要なのか考える時間を取ること。自分自身の気持ちに嘘をつかないことが最も偉大なパワーになる。そしてそのうちあなたが探しているものへの答えを導いてくれるよ
5.韓国の意見(Leeさん・30歳)
― 日本では働きすぎにより時々過労死が問題になる事を知っていますか?
― あなたの国の労働環境は日本とはどのように異なりますか?
― あなたの国の休暇は一年間にどのくらいありますか?
― 人々が労働環境を手に入れ、仕事中毒にならないためにはどうするべきだと思いますか?
6.アイルランドの意見(Tomさん・25歳)
― 日本では働きすぎにより時々過労死が問題になる事を知っていますか?
― あなたの国の労働環境は日本とはどのように異なりますか?
― あなたの国の休暇は一年間にどのくらいありますか?
― 人々が労働環境を手に入れ、仕事中毒にならないためにはどうするべきだと思いますか?
場合によっては週30時間の労働にもできるし、本当にやりたい仕事でない限り仕事は楽しいものではないから、自分の時間を大切にする必要がある。プライベートでは仕事の電話にはでないことが大事だよ。
7.ドイツの意見(Stefanさん・30歳)
― 日本では働きすぎにより時々過労死が問題になる事を知っていますか?
日本へ行った時、スーパーマーケットが遅くまで営業していたり、薬局やレストランも遅くまで営業していて、「こんなに働いて、休みはあるのかな?」と心配になりました。
― あなたの国の労働環境は日本とはどのように異なりますか?
この働き方に違反している場合、雇用主に罰金が発生したり、場合によっては逮捕されることがあります。雇用主に対する罰金や逮捕があるので、雇用主もドイツ労働基準法に沿って従業員を働かせます。
なので、日本の様にサービス残業は緊急時以外は絶対にしません。緊急時に残業した場合は、違う日に残業した分早く帰れる決まりになっています。
― あなたの国(ドイツ)の休暇は一年間にどのくらいある?
ドイツ人は旅行が好きなので、長期休暇を取得して一年間に一回は旅行に行っています。
― 人々が労働環境を手に入れ、仕事中毒にならないためにはどうするべきだと思いますか?
なので、お客様もわがままになり、「お金を払っているから、自分が求めるレベルの接客をするのは当たり前」という感覚になる人が多いと聞きます。その要求に答えようと、仕事中毒になってしまう人も多いと思います。
ドイツは、日本と違い接客する側とお客様は対等の立場です。もしわがままな人がいたら、お客様に「帰ってください」という人も多いです。 お客様第一ではなく、もう少し自分第一に考えて仕事をすることが出来れば、余計な仕事が無くなる分、心にゆとりが出来ると思います。
また、ドイツを同じように「労働時間法」をつくれば働くスタイルも変わると思います。
以上6カ国の皆様のご意見でした。日本以外の多くの国は、定時で帰り休暇を楽しむ心がけをしているようです。
仕事は大事ですが、精神をすり減らして命を懸けるものではありません。働きすぎていると感じる方はぜひ、自身のライフスタイルについて見直してみてはいかがでしょうか。
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