必見! 人気急上昇のおすすめ外国人漫画家9名をご紹介

はじめに


世界中を魅了する日本のマンガやアニメ。英語の表現では、「manga(マンガ)」「comic(コミック)」「cartoon(カートゥーン)」、映像作品では「anime(アニメ)」「animation(アニメーション)」などの単語が使用されます。これらには僅かに違いがあり、


「manga(マンガ)」・・(日本の出版物)ワンピース、ナルト、鬼滅の刃など

「anime(アニメ)」・・(日本の映像作品)ワンピース、ナルト、鬼滅の刃など

「animation(アニメーション)」・・(映像)ディズニー、ピクサー、スポンジボブなど

「comic(コミック)」・・(出版物)スパイダーマン、バットマンなど

「cartoon(カートゥーン)」・・アートスタイルの事を指す。ディズニーやトム&ジェリーなど。新聞や雑誌などに掲載される風刺画などもカートゥーンと呼ばれる。


以上のように分類されます。今回は日本作品にインスパイアされた、世界8カ国9名の「マンガ家」の皆さんをご紹介いたします。一部の作品は第一話が無料で読めますので、興味がある方はぜひ合わせて作品もご覧ください。

1. Boichi(韓国)

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韓国・ソウル出身で、現在は週刊少年ジャンプで「Dr.STONE」を連載する人気漫画家です。元々は韓国で活動をしていましたが、2004年から日本の漫画誌の連載を始めました。Boichiさんは、現在最も日本で有名な外国人漫画家の一人です。

代表作のDr.STONEは人類が石化してしまった世界の中で、超人的な知能を持つ千空と、体力が自慢の熱血少年、大樹がゼロから文明を作っていくアドベンチャーストーリーです。迫力のある非常に高い画力が評価を受けており、ジャンプの看板作品の一つとなっています。原作を日本人の稲垣理一郎さん、作画をBoichiさんが担当しています。

作品はアニメ化もされており、初めから予想できないほどのストーリー展開があり、観ればみるほど続きが気になってしまう作品です。

2. パク・テジュン(韓国)

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韓国には日本の少年ジャンプのような漫画誌はなく、WEBTOONと呼ばれるオンラインコミックが主流となっています。パクさんの看板作品の一つでもある「外見至上主義」は日本ではLINEマンガから無料で読むことができます。

外見至上主義は、いじめられっ子の冴えない高校生がある日突然容姿端麗な高校生へ変身を遂げ、これまでとは180度異なる高校生活を送っていくストーリーです。日本とは異なる韓国文化も味わえ、痛快な内容の作品です。作者のパクさんは、モデルから漫画家へ転身したという華やかな経歴も注目されております。



3. nyaroro(台湾)

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美しく繊細なタッチが魅力の漫画家さんです。代表作「ワケあり薬師の万覚帳」は、食人鬼に心臓を食べられてしまった薬師の主人公と、蛇から人の姿へ形を変えた青年のファンタジーストーリー。
舞台は中華風ですが、絵のタッチやセリフ回し等は日本的で、美しく可愛らしい絵柄が好みの方におすすめです。

4. オーサ・イェークストロム(スウェーデン)

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作者のオーサさんは、13歳の頃セーラームーンを見て衝撃を受けて以降様々な漫画に夢中になり、2011年には日本へ移住。2014年から自身のブログで4コマ漫画を公開し、知名度をあげました。

「北欧女子オーサが見つけた日本の不思議」では外国人ならではの視点で、日本で起きたおもしろ体験談や日常生活など、自身の実体験を描いています。癒しが欲しい方におすすめのほのぼの系マンガです。

5. トニー・ヴァレント(フランス)


フランスやベルギーではコミックは「バンド・デシネ」と呼ばれ、ここ数年で一気に世界の人気を集めています。フランスで活躍するトニーさんは日本のマンガのスタイルで描かれた「ラディアン」の作者。ドラゴンボール等の作品に影響を受け育ったと語っています。

ワンパンマンの作者でもある村田雄介先生も絶賛する「ラディアン」は、主人公で魔法使い見習いのセトが新しい仲間たちと共に旅へ出る、冒険ファンタジーストーリー。フランスのみならず日本でも人気を誇り、アニメ化もされています。

6. カロリン・エックハルト(ドイツ)


小学生の頃に日本の漫画に衝撃を受け、13歳から日本語の勉強を始めたカロリンさんは、17歳の頃に北海道の高校へ留学。ドイツの高校を卒業後には札幌マンガ・アニメ学院に入学し、2012年に「奥さま Guten Tag!」でデビューしました。

となりのヤングジャンプに掲載されたこの作品では、ドイツ人&日本人の国際結婚をテーマにした物語が繰り広げられます。ドイツ文化に興味がある方におすすめの作品です。



7. ペッペ(イタリア)


漫画が話題を呼び、作者に注目が集まるのがよくある流れですが、こちらは作者が先に有名になりました。作者のペッペさんは日本の番組テラスハウスに出演しておりました。

代表作「ミンゴ イタリア人がみんなモテると思うなよ」は、日本のオタク文化を愛するイタリア人のミンゴが東京でモデルにスカウトされるストーリーです。

8.モクタン・アンジェロ(ブラジル)

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エキゾチックで陰のある画風、哲学的な物語が特徴。モクタンさんは14歳の頃に日本漫画に感銘を受け、漫画家になる事を決意しました。漫画と日本語を勉強し、2007年東京造形大学大学院に留学。卒業後はIT企業に5年間勤務し、日本の昔話を現代風にアレンジしたシリーズで漫画家デビューしました。

代表作は文化庁メディア芸術祭のマンガ部門で審査委員会推薦作品に選ばれた「レオノーラの猛獣刑」です。その他nippon.comでは難解な禅語の意味を分かりやすく理解するための紙芝居風短編マンガを無料公開しています。

9. コシタ(ロシア)

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日本に6年以上も住んでいたコシタさんですが、現在はロシアへ帰国しモスクワから漫画家活動をしています。

代表作は2016年から2017年に公開された「めぐみの恋愛事件簿」で、先が読めない不思議な展開のラブコメディです。現在コシタさんの漫画を読めるのはcomicoのみですが、ラブコメ好きの皆さんはぜひチェックしてみましょう。


以上、人気急上昇中の外国人漫画家9名の皆さんをご紹介しました。今後のご活躍に乞うご期待です。

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