世界には多くの魅力的な建造物が存在しますが、図書館もまたその一つ。今回は、まるで物語の世界のようなフレスコ画が魅力の修道院図書館から、「スターウォーズ」に登場した図書館まで、日本では見られない「人生に一度は訪れたい美しい世界の図書館」をお届けいたします。
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Contents
1.Strahov Monastery (ストラホフ修道院/チェコ)
チェコの首都プラハにある「ストラホフ修道院」は 1143年に建てられた修道院で、図書館は1671年に設立されました。館内で最も古い本は羊皮紙に印刷された9世紀の福音書。オランダの占星術や目を惹く大きな地球儀が館内にあるのが特徴です。
参考 Strahov Monastery公式WEBサイト
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2.Trinity College Dublin (ダブリン大学トリニティ・カレッジ/アイルランド)
アイルランドの首都ダブリンにある「ダブリン大学トリニティ・カレッジ」は1592年に創立されたアイルランド最古の国立大学です。さらに大学内にあるトリニティカレッジ図書館はアイルランド最大の図書館で、8世紀に制作されたアイルランドの国宝「ケルズの書」が最も有名な文書です。
参考 The Library of Trinity College Dublin公式WEBサイト
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3.Library of Congress (アメリカ議会図書館/アメリカ)
アメリカの首都ワシントンD.C.に1800年に設立された「アメリカ議会図書館」は「世界最大の図書館」と言われており、蔵書数、従業員数、予算額においても世界で最も大規模の図書館です。世界各地の470以上の言語の研究資料が存在し、計3200万冊を越える書籍や資料が所属されています。
参考 Library of Congress公式WEBサイト
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アメリカ議会図書館では3,000人を越える従業員が働き、そして1日平均12,000点もの資料が毎日追加されています。文字通りビッグスケールなアメリカを象徴する圧巻の図書館です。
4.Wiblingen Abbey (ヴィブリンゲン修道院/ドイツ)
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「ヴィブリンゲン修道院図書館」は南ドイツの小さな町ヴィブリンゲンにあります。修道院は1093年に設立され、図書館は1714年に建てられました。
参考 Wiblingen Abbey公式WEBサイト
美しい館内の様子は公式WEBサイトからもご覧いただけます。まさにバロックやロココ様式が好きな方は必見のスポットです。
5.George Peabody Library (ジョージ・ピーボディ図書館/アメリカ)
本記事のアイコンにも使用されている「ジョージ・ピーボディ図書館」はアメリカのメリーランド州・ボルチモアにあり、「本の大聖堂」と称されるほど豪華な造りが魅力の図書館です。1878年に開館したこちらの図書館は、ルネサンスから19世紀までの所蔵品が多くコレクションされており、その数は30万冊を超えます。
参考 George Peabody Library公式WEBサイト
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6.Stuttgart library (シュトゥットガルト図書館/ドイツ)
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ドイツの工業都市シュトゥットガルト市にある2011年に建てられたこちらの図書館。白を基調とした館内は5つのフロアに分かれており、近代的な造りは世界中の話題となり、たった数年で「世界の美しい図書館」と謳われる一つの図書館となりました。
参考 Stuttgart library公式WEBサイト
同じドイツにあるヴィブリンゲン修道院とは全く異なるモダンなこちらの図書館。ドイツへ訪れた際はこの2つの図書館で、新旧ドイツの文化に触れてみるのも新たな楽しみ方かもしれません。
7.Admont Abbey (アドモント修道院/オーストリア)
最後にご紹介するのはオーストリアにある「アドモント修道院図書館」です。鮮やかなパステルカラーやフレスコ画が魅力のアドモント修道院図書館は、1776年に建てられ、修道院図書館としては世界最大の規模を誇ります。48もの窓からは暖かな日差しが館内を照らし、バロック様式の魅力をさらに引き出してくれます。
参考 Admont Abbey公式WEBサイト
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世界にはまだまだ沢山の美しい図書館があります
ジョナサン
何世紀も前に書かれた貴重な書物に出会えたり、様々な建築様式や内装美に触れられたりと、図書館の楽しみ方は多様です。前述したように、世界には35万もの図書館が存在します。世界の図書館巡りの旅に出てみるのも新たな世界が広がるかもしれませんね。
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