猫好きの聖地「猫カフェ」
社会現象化している日本の人気スポットといえば「猫カフェ」。猫好きにとって、まるで天国のような癒しの時間を味わえる空間。猫カフェは日本を代表するスポットの一つとなっていますが、最近では世界各国に猫カフェが増えてきています。
今回はイタリア・トリノにある猫カフェを訪れてみました。同じ猫カフェでも、イタリアの猫カフェと日本の猫カフェでは大きく異なる点がたくさん。今回はそんなイタリアの猫カフェについてご紹介いたします。
今回訪れた猫カフェは?
今回私達が訪れたカフェはイタリアのトリノにある「MiaGola Caffè」です。沢山のショップが並ぶ大きな歩行者通りに面し、ガラス張りになっているので外から中の様子が伺えます。かわいい猫たちが店内から外を眺めてる姿はとても愛らしく、歩行者たちの目を奪います。
ちなみにイタリア観光はローマやミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェなど有名都市が人気ですが、トリノも非常におすすめのエリアです。建造物が美しく、街全体が落ち着いた雰囲気があり、混雑が苦手な方にはおすすめです。
店のスタッフは〇〇が多い?
さて、話題は猫カフェに戻りましょう。
イタリアの猫カフェには「男性スタッフ」が多く働いています。もちろん入店のタイミングによりスタッフは異なりますが、日本の猫カフェは比較的女性スタッフの割合が多い傾向にあります。
また日本の猫カフェは、入店前に消毒作業や靴を脱いだり、入店ルールの説明などが一般的ですが、イタリアの猫カフェは上記のような手順はありません。基本的に店内レイアウトやスタッフを含め普通のカフェと同様で、日本の「猫カフェ」要素は少ないです。
お客さんが猫に・・?!
もう一つの特徴としては、お客さんが猫に「構いすぎない」点です。
日本の猫カフェの場合、お客さんは猫へ餌を購入してあげたり、おもちゃで遊んだりなど、「猫と触れ合う」という面が大きいでしょう。
それに比べてイタリアの猫カフェは、一緒に来た仲間や家族との会話や食事をメインに楽しんでいるようで、猫を目的としたコンセプトのカフェというよりは「カフェに来たら、たまたま猫が沢山いた」というような雰囲気です。人々はあまり猫を気にせず、猫達は自由気ままにのんびりしています。
人間の立場からすると、イタリアの猫カフェは少し物足りないかもしれませんが、猫目線で考えるとイタリアの気ままな奔放スタイルが、ストレス度は低いかもしれません。
ペット先進国ヨーロッパと日本の違い
今回は猫カフェだけではなく、イタリア・ピエモンテ州にあるキャッテリー(猫の飼育と繁殖を行っている場所)にも訪れました。この日キャッテリーでは小さなフェスティバルが行われており、ハンドメイドの猫グッズが売られているお店、焼き栗などの屋台販売などが出店していました。
※ピエモンテのキャッテリー
フェスティバルの売上金はキャッテリーの猫たちの餌代や必需品を購入する資金になります。
イタリアでは犬猫を家族として迎えたい場合、ペットショップのようなところではなく、キャッテリーや保護施設などから引き取ったり、ブリーダーから直接迎え入れるのが一般的です。
※ピエモンテのキャッテリーの猫たち。兄弟です
ヨーロッパは動物愛護先進国と呼ばれているほど、動物の愛護に力を入れています。
例えばイギリスではペットに関する厳しい法律が多くあり、店頭で犬猫を販売することが禁止されています。日本もこの先ペットに関する環境が改善していくには他国のシステムを参考にしていく必要がありそうです。
→2024.1.5 追記 ロンドンの猫カフェやイギリスのペット事情についてはぜひこちらの記事もご覧ください。
※ピエモンテのキャッテリーの猫たち。一緒に仲良く寝ています
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