11/12新着:お土産にもOK!フランスのスーパーで買えるおすすめお菓子8選

必ず知っておくべき「フランス」の7つの文化と特徴とは?

– Today’s writer –

 

 名前/住まい

ミントティー(30代後半) /フランス

 どこの国・都市へ留学しましたか?

フランス パリ、ボルドー地方

 留学していた時期は? 

パリ:2010年12月~2011年12月

ボルドー地方:2018年4月~現在 

 

Mr.ウィリアム

今回は「フランス」の知られざる驚きの文化や特徴を人気ライターのミントティーさんにご紹介いただきます
興味深くて楽しい内容に目が離せません!

ジョナサン

 

1.鍋で下着の色を染める

 

フランス人は濃い色の服が褪せたり、白色の下着がくすんだ色になってきたら、自分の家で染色をするようです。私はそのようなことはしたことはありませんが、きっと日本人もお気に入りのジーンズやパンツ、服の色が褪せてきて染色したりすることはあるでしょう。しかし、フランスでの下着染色はひと味違います。


私がフランス人である主人の実家にいる時のことです。主人のお母様は毎回美味しい料理を作ってくれます。ある日の朝、大きな鍋でワイン色をしたお湯の中でクツクツと何かを煮込んでいました。

 

 

フランスではワインでお肉を煮込む料理もあるので、「こんな朝早くから何を作るのかなぁ」とワクワクしながら鍋の中の匂いを嗅いでいると、お母様が「それは食べ物じゃないわよ。ホラッ!」と鍋の中から出してきたものは、なんと下着でした。

 

白色の下着がくすんできたので染色していると言うのです。その後スーパーで注意深く見ていると、確かに下着専用の染色剤が普通に、多種多様売っています。そして他のフランス人に聞いてみても、「たまにするわよ〜」とのことでした。

 

まだまだ使えるものなら、経済的でいいですよね。しかし、鍋で下着を煮ていることには驚きました。その鍋は料理にも使っているのでしょうか。怖くて聞けません。

 

 

2.なんでも自分で

 

フランスといえばパリのような都会のイメージが多い方もおられると思いますが、私が住んでいる街はパリのような都会ではなく、かと言って周りには牛・馬ばかりの田舎すぎるようなところでもありません。

 

パリのような大都会では違うと思いますが、私が住んでいるような、「それなりの大きい庭が持てる一軒家」がある街やそれ以上の田舎では、多くのフランス人は大抵のことをなんでも自分でしてしまいます。車のライトが電球切れ・パワーウィンドウが故障して窓が開かない!なんてことは自分で直します。

 

広いガレージにもう一つ寝室を作りたい。そんな時も、断熱材から天井の壁の貼り付け・塗装・窓のない扉に窓を付ける事まで、仕事としてやったことが無くても人から教わったことを元に、立派な寝室が一つ出来上がります。床の張替えも勿論、材料集めから全て自分でします。

 

 

そのため、ホームセンターのようなお店には、ありとあらゆるものが置いています。新築を建てる時にも、基礎は業者にお願いする方が多いですが、経費削減のために、出来ることは自分でします。

 

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近々新築を建てる予定の我が家。今の家の奥に建てる予定なのですが、車が通れる道路作りをしなければいけません。そのためには今立っている大きな木達を切らなければいけません。業者にお願いすることもできますが費用がかなりかかるので、主人と分担して木に登り、木を切っています。

 

3.店員にとってお客は「お客様」ではない

 

食材を買いにスーパーへ行く際、毎回思うことがあります。スーパーの店員は日本と違って、お客は決して「お客様」ではないことです。

 

大きなスーパーだと子供が2人・3人乗れる、日本のホームセンターにあるような大きなカートで買い物をします。それ故、通路も広いのですが、店員が商品陳列のために大きな荷台を通路に置いて商品陳列をしています。日本でもあることですが、お客が大きなカートを押して通ろうとすれば、日本では即座に移動してくれるでしょう。

 

 

フランスでは違います。たとえ通りたくても、「私は仕事をしているの!」と言わんばかりに動かしてはくれません。店内の掃除も営業中に行われます。掃除と言ってもクリーン車での掃除です。買い物中、このクリーン車と出くわすと退かなければいけないのはお客、と言っても過言ではないくらいドンドン迫ってきます。

 

広い通路で大きな荷台を引く店員が、通りかかった同じ従業員と会話を始めます。会話に夢中で荷台は置きっ放しです。通れません。でも気にしていません。

 

店員がレジで商品をスキャンしている最中に、お金が足りず一部商品を返品したいお客が時にいます。日本でも時々見かける光景です。その時店員は、レジをそのままにし、何も言わず並んでいるお客までも待たせて、走ることなくのんびり歩いて商品を棚まで戻しに行きます。

 

すべてのスーパー・店員がそうではないと思いますが、それでも他のお客は何も言うことなく、不機嫌そうな顔すらせず、待っています。

 

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洋服を買うお店のレジでは、買った商品は紙袋になんとな~く畳んだか畳んでいないかのような状態で洋服を入れていきます。このように、お買い物をするお客の存在は、店員にとって日本とは大きく違い、決して「お客様」ではありません。しかし、その分店員とお客が知り合いでもないのに気軽に話しもできる、近い存在でもあります。

 

 

4.フランスの結婚式

 

フランスでは結婚式は市役所で行われます。キリスト教徒の方々はその後教会でも日本とは少し違った儀式を行われるようですが、挙式そのものは誰であってもまずは市役所で行われます。

 

市役所の前を通るとウエディングドレス姿の花嫁とタキシードを着た新郎、ドレスで着飾った招待客達で溢れかえっている時があります。そして市役所の前で記念写真を撮り、食事をするレストランへの移動のため、新郎新婦をはじめとした車の行列がクラクションを鳴らしながら市役所前にできます。

 

 

その後食事をするのですが、フランスでは土曜日の午後から始まり日曜日にもまだ行われています。50人近くの人を招待し、ダンスをしたりまるでクラブのようです。日本とは違って改まった感じもなく、みんなが和気藹々と式を楽しんでいます。

 

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5.差別に対してとても敏感

 

フランスには日本と違って多くの人種が混合しています。そのため、日本よりもはるかに差別に関する話題は多いのですが、それよりも差別に関してとても敏感です。例えばサッカーワールドカップの選抜メンバーにたまたまアラブ人がいなかっただけでも、「これはアラブ人に対する差別行為だ」と非難されます。

 

各企業や学校入学においても同じことです。差別のつもりはなく成績や技能・人格等を考慮した上で選び抜かれた人々の中に、たまたまであっても黒人がいない・アラブ人がいないとなれば大問題になってしまいます。

 

 

そして何より、今私が書いている「黒人」「アラブ人」といった言い方そのものも差別となるようです。ではこのような方々をどのように言えばいいのか、今でも頭を抱えてしまいます。そして、たとえドラマや映画の話であっても、最終的に「主演女優は主演男優より話をするトータル時間が短い」と言ったように差別の話になってしまうようです。

 

フランスメディアのコメンテーターでさえも、「フランスはどんな話をしても必ず差別の話になってしまう」と呆れながら言っているほどです。なんだか面倒な感じもしますが、日本人である私がフランスに居ても日本のように「外国人だ~」と言った目線も「その国の言葉はわかるのかなぁ」といったこともなく、フランス語が話せることを前提に同じフランス人のように話し、たとえ少ししかその国の言葉が話せなくても同じフランス人のように接してくれます。これも差別意識が強く、差別をなくそうと努力する成果ではないでしょうか。

 

 

6.スポーツ事情

 

フランスはサッカーをしているかしていないかに関わらず、フランス国民がワールドカップにとても関心を持っています。2018年のワールドカップ、フランスは優勝することが出来ました。私はもともとサッカー観戦には興味はない上、もし観戦するならやはり日本を応援するでしょう。

 

そんなことで、昨年のワールドカップは主人が一人、家で観戦していました。その間私は50メートルほど離れた庭の草刈りをしていました。突然、「わーっ!!」と大きな歓声が我が家からも他の家々からも聞こえてきたのです。私は「あっ、フランスがゴールを決めたのだ」とすぐに分かりました。

 

 

それと同時に「他の家でもみんな観戦しているのね」、そして「すごい大喜び」と思っていました。日本の居酒屋で観戦しているファンたちのようでした。そして優勝が決まった瞬間、どこの家々かは全くわかりませんが、大きな歓声・車のクラクション・近くの教会の鐘が鳴り響いていました。

 

日本の都会の一部ではこのようなこともあるかもしれませんが、決して都会に住んでいるわけではない我が家の近所でさえもこの盛り上がりです。フランス国民にとってサッカーワールドカップとは誰しもが関心のあるものでした。


上記のようにフランス人はスポーツ観戦も熱心にしますが、自身がスポーツをしている人々も多くいます。平日のアフターファイブをしっかり楽しむフランス人、仕事の後にサッカー・野球・バスケット・ラグビー・柔道・合気道・拳法・テニス・水泳・ダンスなどなど、休日の昼間には子供を乗せたベビーカーを押しながらのジョギングを夫婦でしている姿・家族でサイクリングをしている姿も見られます。

 

 

そして日曜日にはサッカーや野球などの試合やダンス公演などが行われています。勿論子供たちのクラブも存在し、子供たちの試合もあります。しかし、日本の学校の多くはクラブ活動がありますが、フランスには学校で行うクラブ活動はありません。その分、地域のクラブに所属する子供たちが多くいます。

 

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7.フランスは硬水、泡立ちは不要!?

 

フランスの水道水は硬水だそうです。硬水は肌に良くないようなので、フランス人はバシャバシャ顔を水で洗いません。メイクはクレンジング剤で拭き取るのみ、顔を洗うようなときは、濡らしたタオルで拭いています。そのため、日本のように入浴中クレンジングや洗顔をするフランス人は少ないようで、入浴中に使用するクレンジング剤はもとより、泡立つ洗顔と言う洗顔料もなかなか見つけることはできません。

 

ほとんどは、拭き取れるクリーム状の物です。拭き取ってメイクを落とすことが主流なフランスでは、化粧水においてはクレンジング剤が含まれている化粧水がほとんどで、化粧水として使うと泡立ってしまいます。

 

シャンプーやボディーソープにおいては、商品によっては水のせいか、泡立ちが悪い物もあります。体を洗う時は日本では泡をしっかり泡立てて洗っていますが、泡立てる前のクリーム状もしくはジェル状の状態で洗うこともあるようです。このため、フランス人にとっては泡立ちはさほど重要ではないのでしょう。

 

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香水と同じ香りのジェルドゥーシュと言うジェルタイプのボディソープがあるのですが、全く泡立ちません。洗った気がしません。そして、フランスの水は硬水なためか、日本から持ってきたシャンプーはとっても泡立ちが悪くなってしまいます。私は日本でも販売されているDoveを使っています。ボディーソープのDoveには色々な香りがあり、普通の香りの物は泡立ちが悪いので、「日本女性のしきたりに基づいて作られた」と表記されている物を奇跡的に見つけ、それを使っています。

 

 

これは日本の物と同じように泡立ってくれるので手放せません。クレンジング方法においては、私は日本で行っていた方法は変えられないので、フランス製品を用いて日本での方法を継続しています。クレンジング剤の含まれた化粧水も、化粧水として使っているので、「何度クレンジング剤を使うのか」と思いますが、そのおかげでしょうか、日本にいた時よりも肌がツルツルになったような気がします。

 

– あとがき –

 

私はフランス在住歴まだ1年ですが、この1年で多くの驚きを発見しました。日本に在住していたころは、「文化の違い」と言いつつも、よく分かっていなかったような気がします。

 

いま、文化の違いを肌で感じ、実感したことで本当に「文化の違い」と言うものが理解できたように思います。目で見てわかることも多くありますが、フランス人と日本人との考え方や物の価値観も大きく違うことがあります。

 

 

それによって初めのころは意見の衝突も多々ありましたが、今となっては「仕方ない」と思えることもあります。

 

逆に日本人である私は、先日のパリ・ノートルダム大聖堂の火災について、確かに悲しかったですが、フランス国民が涙するような程の感情ではなかったと思います。フランス人にとってパリ・ノートルダム大聖堂は「フランスの一部」と言うほど大きい存在で、フランスで生まれ育っていない私にとって、おそらくこの先もパリ・ノートルダム大聖堂の存在は、フランス人と同じになることはないでしょう。これはフランス人にとって、たとえフランス在住民だったとしても「仕方ない」と思ってもらえる事柄でしょう。

 

多くの人種が集まるフランスであるため、文化の違いによって起こる衝突もその分多くなっています。日本国内でも育った環境や個人によってそれぞれ様々な考え方・価値観があります。どの国においても常識はほぼ同じものだと思います。

 

それを前提の上で日本人である私が、フランスの文化・価値観の違いを少しずつ受け入れていくように、日本国内においても育った環境・その人の個性として受け入れていくよう努力すれば、きっと今以上に広い世界が広がっていくでしょう。

 

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