ギリシャ・ファナリビーチに行ってみた 青い空と海が広がる最高の穴場へ

今回はヨーロッパ南東部「ギリシャ」にある穴場スポット「ファナリビーチ」を訪れました。

ギリシャといえば首都のアテネや、リゾート地として知られるサントリーニ島が有名ですが、隠れた穴場「静寂」と「青空」そして、美しい「透明な海」が広がるファナリビーチの魅力をお届けいたします。

ファナリビーチまでの道のり


ファナリビーチは首都アテネから遠く離れた、ブルガリアの国境付近に位置します。
現地にいる半数以上がブルガリアから訪れた観光客です。ギリシャ人とブルガリア人以外は滅多に見かけない穴場スポットです。


ブルガリアからは山を越え1時間強程度でアクセスできるリゾート地で、夏はファナリビーチへ向かう人も多く、道路は少し混雑します。
筆者も家族がブルガリア人という事もあり国境近くに滞在していた為、ブルガリアからギリシャへ車で入国しました。

旅のポイント

EU加盟国は、EU国間の国境を越える際にパスポートが要らず、IDカードの提示のみで入出国が可能です。気軽にボーダーを越えられる事も他国から来る観光客が多い理由の一つです。
EU加盟国ではない日本国籍の皆さんはパスポートの提示が必要となります。


国境越えは車内で順番を待ちます。夏休みシーズンではここで非常に長い行列が続きます。
車での国境越えは空港のように金属探知機を通る事はなく、身分証明書(IDカードやパスポート)を提示するだけで入国できます。

場合によっては入国審査官の判断により、別場所へ誘導され荷物や車内を調べられる事があります。
現地人ではない見慣れない国籍の人物が通ると調べられる可能性がありますが、問題ないと判断させると無事に入国できますのでご安心ください。

私達も無事入国審査を終え、再び車を走らせました。入国後しばらく山道が続きます。




目的地に近づくと、徐々に海が見えてくるようになります。

期待値が上がってきた所で、あっという間にホテルに到着しました。ホテルはビーチの目の前にある「NERO Seascape Suites」に宿泊しました。従業員の方々はフレンドリーで親切で、部屋はモダンデザインでとても綺麗です。


小さなフラットのようなサイズ感ですが、建物が非常に新しく心地良い空間です。


ホテルのバルコニーからは均等に並ぶ小さな船と海、ギリシャらしい爽やかな景色を見る事ができます。




ファナリビーチの見どころポイント


ここからは外に出てビーチや周辺を徒歩で探索してみる事にしました。
ファナリビーチならではの3つの見どころポイントを合わせてご紹介させていただきます。

静寂が広がるビーチ


一番の目的のビーチへ向かいます。時刻が既に夕方近くという事もあり人が少なく静寂が広がります。

海は足元が見える程の透明度で、海底にある石や岩も見る事ができます。青空は海面に反映し、綺麗な青が一面に広がります。



少し歩くと「#fanari」のオブジェが見えます。ビーチを背景に素敵な写真を撮る事が出来ます。



ビーチだけではなく、周辺に立ち並ぶ建物も注目です。ギリシャカラーの「青」と「白」を基調としたレストランやお店が多く、歩いているだけでも暑さを忘れ、爽やかな気分になります。





現地で獲れた魚を使ったギリシャ料理を味わえる


ギリシャ料理といえば魚料理が有名です。ビーチの近くには様々なレストランが立ち並び、夏の季節はほとんどの人は海の見えるバルコニー席で食事をします。

フットボールを中継を流しているレストランもあり、試合が見れるレストランには沢山の成人男性客で埋め尽くされていました。

筆者達は当てもなく歩いた結果、最もお客さんの多いレストランを選びました。メニューは全てギリシャ語、ブルガリア語、英語の三か国語で表記されており、ギリシャ語を話せない私達も無事に注文が出来ました。


シーフードスープ、チーズやスパゲッティどれもフレッシュで美味しくいただきました。

到着が夕方であった為に夕食後にはすぐに日が暮れてしまい、この日の探索は終了しました。

一面に青空と透明で透き通った海が広がる


翌日は朝からビーチへ向かう事にしました。
昨日訪れた同じ場所も、朝の青空と夕暮れ前の景色では全く違って見えます。



ファナリビーチでは猫や渡り鳥も沢山見る事ができ、癒し要素の一つです。
人懐こい猫たちはレストランの食事中にもやってきて、お客達を和ませてくれます。



散歩を終えた後は車で移動し、少し大きめのビーチに向かいました。
とは言え、混雑しているという程でもありません。

実は筆者は日本のビーチに訪れた事がない為、日本のビーチでどのようなシステムが採用されているのか無知なのですが、ギリシャやブルガリアなどのビーチではパラソルが置かれており、席代もしくはドリンク代としてビーチのスタッフに支払いをする事でパラソルとチェアが使用できます。


今回訪れたビーチでは、ドリンクを注文する事でパラソルとチェアの使用をする事が出来ました。
ビーチは音楽がかかっているので少し賑やかですが、騒がしいという程ではありません。
少し歩くと波の音とボートの音のみが響き渡る、穏やかな光景でのんびりと過ごす事もできます。

澄んだ空気と青い空海が広がる光景は、まさに至福のひとときでした。



以上、今回はギリシャの「ファナリビーチ」をご紹介いたしました。ギリシャは非常に魅力的で、個性溢れる文化が見られる美しい国でした。またギリシャを訪れた際にはギリシャの魅力をより詳しくご紹介させていただきます。

お読みいただきありがとうございました。興味がある方はぜひ他の記事もチェックしてみてください。

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