ギリシャ人夫あるある7選! 国際結婚で感じた文化の違い

本日のライター


名前
 黒須 千咲

ギリシャ在住歴
 2024年4月〜
 

1. 家族を大切にする


ギリシャ人の夫は、仕事やお金よりも家族を大切にしています。家族との距離が近く、困ったことがあれば必ず家族同士で助け合うという精神が根付いているなと感じます。

日本に住んでいた時は、家族とは毎日連絡を取るのが当たり前でしたし、週に1回は家族とビデオ通話をして2〜3時間ほど話をしていました。夕方から夜までぶっ通しで話していた時には、「よくそんなに話すことがあるな〜」と驚いていましたね。

付き合いたての頃は、家族の絆の強さにカルチャーショックを受けたことも。しかし、今となっては、家族のことを第一に考え、困っていれば進んで助けようとする夫の姿はとても素敵だと感じます。

ギリシャ人男性と結婚する際には、日本人の家族との関わり方との違いに驚くことがあるかもしれません。しかし、夫を通して自分も家族の輪に入ることで、ギリシャ人の家族の温かみを実感できると思います。

2. 愛情表現が多い


ギリシャ人の夫は愛情表現が多いです。もちろん個人差はありますが、日本人と比べると日常的に「愛」を言葉で伝える習慣がより深く根付いていると感じます

朝起きてコーヒーを淹れている時やご飯を食べている時など、ふとした何ともない瞬間に「愛してる」「綺麗だね」など素敵な言葉をかけてくれます。

英語にも同じことが言えますが、ギリシャ語では夫婦がお互いを呼び合う愛称に「愛」がこもっているのがとても素敵です。たとえば、直訳すると「私の愛」を意味する「 Αγάπη  μου(アガピ ム)」でお互いを呼び合っているカップルを見かけると心が温かくなります。

また、公共の場や友だちとの集まりで、夫婦やカップルが肩を組んだりハグやキスをしたりといった愛情表現もギリシャでは当たり前です。

ギリシャのドラマを見ていた時には、「リビングの片隅で熱いキスをしているカップルがいて、他の人は気にも留めず会話をしている」というシーンがあって、「日本だったらあり得ないな」「面白いな」と思ったことがあります。



3. よく話してよく笑う


ギリシャ人の夫は、とにかくよく話し、コミュニケーションを密に取ってくれます

「こう思うんだけどどう?」「最近、こんな風に感じるんだよね」など、小さなことから大きなことまでたくさん話してくれます。そのため、「何を考えているのか分からない」「最近コミュニケーションが不足しているな」などと思うことはほとんどありません。ただし、逆に正直すぎて戸惑ったことは過去に何度かあります……。

また、ギリシャ人の夫は常にジョークを言って笑っています。ついてないことがあっても、その状況をギリシャ人お得意の皮肉や自虐のユーモアで「笑い」に変えてくれます

時には家族や親しい友人などに辛辣ないじりジョークをかますこともありますが、ギリシャ人にとっていじりジョークは親密である証だそう。基本的に、ギリシャ人の夫は良い意味でくだらないジョークを言ったり、ふざけたりしていつも笑って楽しそうにしています。

4. せかせかするのを嫌う〜ハララ〜


以前、「ギリシャってどんな国? ギリシャで驚いた面白い文化7選」の記事でギリシャ人の国民性を一言で表すなら「 χαλαρά  (ハララ)」だと紹介したことがあります。「 χαλαρά  (ハララ)」は「ゆるく」「ゆるい」という意味のギリシャ語で、ハララなしにギリシャ人夫あるあるは語れません。

ギリシャ人夫は、良くも悪くもゆったりとしていて、物事に寛容です。付き合い立ての頃は、「なんでこんなにゆっくりしているんだろう?」と思ったこともありましたが、今では彼の穏やかさに助けられています。

たとえば、私が「時間がない!」「やることが多くて大変だ!」とせかせかしている時はギリシャ人夫の出番。決まって「ゆっくりで大丈夫」「何の問題もない」と落ち着かせてくれます。

ただし、ギリシャ人の夫にとってはハララが大切なので、私がハララを大切にしていないと軽く怒られることも(笑)。床にホコリが落ちていても、ご飯を作らなくても怒られることはありませんが、夫に「床掃除しなきゃ!」「ご飯を作らなきゃ!」と言い寄ったなら「ちょっと落ち着いて!」と怒られます……。

ギリシャ人男性とお付き合いをする際は、「 χαλαρά  (ハララ)」を大切にしてあげてくださいね。

5. 小さなことは気にしない


せかせかするのを嫌うという特徴に関連して、ギリシャ人の夫は小さなことは気にしません。

以前、「トイレットペーパーの向き(日本は表向き・外国では裏向きが多い)で喧嘩になる」という国際結婚あるあるを見かけた際に気になって夫に「どっち?」と聞いたところ「どっちでもいい」と言われたことがあります。 

また、日本に住んでいた時、私はゴミ出しのカレンダーをチェックして毎日のようにゴミを出すのが当たり前でしたが、「夫はゴミ袋がパンパンになったらカレンダーを見て、次のタイミングで出せばいいんじゃない?」と言っていました。

もちろん夫の個人的な性格の部分や男女差ももちろんありますが、小さな事は気にしないというのはギリシャ人夫あるあるとして十分に通用すると思います



6. 心配事はしない


ギリシャ人夫は、何かと前向きで心配事をしている姿はほとんど見かけません。

というのも、「起こってもいないことを心配しても意味がない」「物事が起こってからどう対処すべきかを考えればいい」と考えているみたいです。私が「もし……したらどうしよう」などと心配していると、英語の「Everything will be fine」にあたるギリシャ語を口にしてくれます。

「起こってもいないことを心配しても意味がない」というのは本当にその通りですが、なかなか実行するのは難しいもの。ギリシャ人の夫はいつも物事を楽観的に捉え、家族を引っ張ってくれるので心強いです。

7. ギリシャ / キリスト教の文化を大切にしている


ギリシャ人の夫は、ギリシャやキリスト教の文化・習慣をとても大切にしています

たとえば、年が明けるとギリシャでは「バシロピタ」と呼ばれるケーキを食べるのが伝統です。ケーキの中にコインを忍ばせておき、家族で切り分けた際にコインが入っていたらその年は幸運になれるというもの。ギリシャ人の夫は毎年新年を迎えると、とても張り切ってバシロピタを焼いています。

その他にも、ニスティアと呼ばれるキリスト正教の断食をしたり、「ネーム・デー(自分と同じ名前の聖人の記念日)」をお祝いしたりしています。

以前、夫に「ギリシャ発祥のジャジキソースをトルコ発祥って言っている人がいたよ」と伝えたら、「ジャジキはギリシャのものだ!」とすこしむっとしていました(笑)。ギリシャ人の夫にとってギリシャやキリスト教の文化、特にギリシャの食文化はとても大切です。



ギリシャ人夫あるあるまとめ


今回は、私のギリシャ人の夫との経験を中心に、「夫の家族や友人夫婦の夫にも当てはまるか?」と考えながら厳選したギリシャ人夫あるある7つを紹介しました。

日本人でも1人ひとり違うように、ギリシャ人夫と言っても個人差はあるので、あくまでも私個人の体験談として見てもらえたらと思います。この記事がギリシャ人夫のイメージを知るきっかけとなったら嬉しいです。

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