【オーストラリア留学】自然がいっぱい!人気のメルボルンでオージーライフ

– Today’s writer –


名前/住まい

なな(24)  /オーストラリア メルボルン

どこの国・都市へ留学しましたか?

オーストラリア メルボルン

留学していた時期は? 

2017年3月〜現在

留学を決めたきっかけとその国を選んだ理由は?


私が留学を決めたきっかけはすごく単純で、幼い頃から海外(特に英語圏)で働いてみたいと思っていたからです。海外で安定した仕事につく為にはまず英語力が必要だと思っていたのですが、次第に英語力も大事ですが学歴やスキルも同等に大切であることに気づき大学院進学を決めました。

オーストラリアに決めた理由は景気が上向きで、アジアとの繋がりが強く、将来オーストラリアで就職活動をする際に有利だと考えたためこの国に決めました。また、大学院卒業後にpostgraduate visaという2年間の就労ビザがおりるので少しでも職務経験が積めると思ったのと、アメリカやイギリスに比べて学費が安く奨学金の範囲内で払えるのも大きな理由でした。

オーストラリアと日本との間での大きな違いは?文化や習慣の面で驚いた点は?


現在チェーン店のカフェで働いているのですが、アルバイトを始めてからは始まる前まで見えなかったポジティブな面、ネガティブな面が少し見え始めてきました。ポジティブな面は初めて日本人と働く方がほとんどでしたのですごく日本に興味を持ってくれたり、当たり前のことをしても(少し綺麗に片付けたりなど)日本人だから綺麗好きや礼儀正しいねと褒められることが多かったです。

ネガティブな面は、一時期少し市内から離れたところのドライブスルー店で働いていたのですが人種差別を感じることがありました。特に辛かったのはドライブスルーのオーダーの際には何もなかったのに、おそらくアジア人で外国人のためお会計の窓口に来た途端に横柄な態度をとるお客さんもいました。

その他にはマネージャーや教授、自分より上の立場の人との距離が近いためコミュニケーションが取りやすかったです。また、特に大学では日本に比べてアンケートの数が多く次のセメスターの改善点を書くとすぐに次のセメスターに反映されるためすごく効率的だと感じました。



渡航先の町で見つけたおすすめの穴場スポットは?


メルボルンは他の都市に比べて多文化で、アジアからの移民も多いためベトナム料理やタイ料理がとても美味しいです。特にオススメのベトナムレストランはFootscrayというベトナム人が多く住んでいる町のSapa Hills Restaurantで、タイレストランはDo Dee Paidangという市内にあるレストランです。どちらもお手頃価格で本場の味が味わえて人気店です。



夜に少しお酒が飲みたいというときは、オススメはSt KildaのThe Fifth Province Irish Barです。毎日日替わりで安くなるディナーがあり、毎週木曜日はステーキナイトでとても美味しいステーキが$15で食べれちゃいます。そして日曜日はイギリスなどの家庭で毎週日曜日には欠かせないローストディナーも$20くらいで頂けるので日本ではあまり見かけない雰囲気のパブで楽しい夜が過ごせます。



滞在先の環境面は?どんな所に滞在しているの?


オーストラリア、特にメルボルンでの滞在先の探し方は何個かあります。

一つ目はGumtreeやFlatmate.comというサイトでシェアハウスやシェアメイトを探す方法です。私はFlatmate.comというサイトを使って滞在先とシェアメイトを探し、最初の1年間はオーストラリアの女性と二人でキッチン、リビング、シャワーなどを共有して住んでいました。晩御飯は別々に作っていましたが一緒に食べたり、映画を見たり毎日あったことを話したりとてもリラックスできて楽しかった1年でした。

参考 Flatmates.com.au公式WEBサイト

参考 Gumtree公式WEBサイト

Gumtreeも簡単にシェアハウスやシェアルームを探せますが、flatmate.comほど詳しく家の情報やシェアメイトの情報を書いていない方が多くトラブルが起こりやすいと友人から聞くことが多い印象です。とにかく安く家賃を済ませたい方はシェアルームをしている人が多かったです。

市内だと一部屋に二人で一部屋をシェアで約$150〜$180が相場で、一部屋を自分一人でリビングやシャワーをシェアするとなると$300近くかかると思います。郊外に行くにつれ値段は安くなる傾向ですので電車やトラム通学でも構わない方は少し離れたところがオススメです。そして最も重要なのが住む前の家の下見(inspection)です。

実際にネットに上げている写真と見た目とは違うケースが多く、ひどいケースは住んでいる人の人数も違う場合があるので要注意です。私は家を決める前に実際にその女性とカフェで会ってお互いの生活リズムや趣味などを聞き、別日に部屋を見に行ったので何も問題なく、寧ろ今でも頻繁に会って良い交友関係が築けています。なので、シェアハウスをする際は部屋の状態やシェアメイトとの相性も重要になってきます。


二つ目はホームステイです。私はホームステイはしたことがないですが、友人の話によるとどうやら当たり外れがあるようで、契約にもよりますがほとんどの家庭が晩御飯を用意することが多いです。なので、その分食事代も込みで家賃を払っているにもかかわらず、とてつもなく量が少なかったり晩御飯自体を作ってくれずに食材だけ置いてあるというケースを聞いたことがあります。

またオーストラリアは移民の国なので多国籍で家庭によってはその国の料理が口に合わなかったということも起こるようです。しかし、大抵の家庭はよく面倒を見てくれ、週末にはドライブや買い物に連れて行ってくれたり、英語を教えてくれたりするので、短期留学や語学留学の方にはオススメだと思います。

三つ目は不動産会社から家を借りる方法です。私は現在この方法でアパートを借りており、1年以上の長期で滞在する方や他の人とシェアするのが苦手な方にオススメです。良い点は不動産を通しているので何か問題が起きても不動産会社の方が対応してくれるので安心できるのと、自分だけの空間でリラックスできることです。悪い点は、家を借りるまでの手続きが他の二つの方法に比べて時間と手間がかかることです。下見から始まり、銀行口座、収入、ビザの確認などくまなく確認され、人気の物件だと収入の多さで選ばれることもあるようです。

個人的には一年以下の滞在の方はシェアハウス、ホームステイが現地の文化や言葉などを学ぶことができ、何かあった時にも周りに助けがいるのでオススメです。そして慣れて来た頃にそのままその地に長期で滞在する方は不動産から部屋を借りて新たな生活をスタートするのもいいと思います!



「メルボルン」はどんなところ?


メルボルンは他のオーストラリアの都市に比べてフレンドリーな方が多く、私の印象ですが特に日本を好きな方が多いので現地の方とも仲良くなれる機会が沢山あります。街並みは昔、イギリスの植民地だったことからイギリス式の古い建物や家、教会がいたるところにあります。


また、多国籍な都市なので、一つ一つの町によって雰囲気が全く違い、ヨーロッパ調の街並みのところにいたと思いきやすぐ隣の町は一気にアジアの雰囲気に変わるのでとても面白いです。そして、オーストラリアは自然を大切にしている国なのですこし車で2〜3時間行くと手付かずの国立自然公園や様々な野生動物に会うことができます。ですので、平日にはいろんな街を見て、様々な国の料理を楽しみ、週末にはハイキングやサーフィンなどを楽しむことができます。

また、私の通っている大学院も市内から近く、市内には無料の路面電車も通っておりどこに行くにもアクセスが良いです。そしてほとんどの町に図書館があるので学校のない日は図書館でゆっくり勉強もできるので学生の方にはオススメの都市だと思います。

留学の感想&読者の皆さまへアドバイス!


私は日本での大学生活は実家で過ごし、両親に頼りきりの生活だったのですが、今回初めて留学をして大学院生活を送り、親元から離れることによってとてもいい意味で苦労しています。家事にはすぐ慣れたのですが大学院での生活の最初の1年は戸惑いが多かったです。

初めのセメスターはMBAを専攻しており、次のセメスターからは会計学に転科したのですが、授業内容についていけなくて勉強の毎日でした。日本で取得した学位は経済学でしたのでビジネスの授業はすんなりと入って来たのですが、会計学は勉強したことがなかったので学校の友人、先生に沢山助けてもらいました。
本当に周りに恵まれており、大学院にも日本人がおらず日本人に会ったことがない人が多く、私は他の友人に比べて若かったのでまるで妹のように面倒見てもらい、教授からも日本の経済のことや文化など沢山質問されてとても興味を持っていただけました。

特にこれから大学や大学院に留学する方は自分の専攻する分野の日本のことを調べていくといいと思います。私は日本の政治や経済を色々質問され、時々私の知らない日本企業の経営破綻の話など教授が知っていたので少し恥ずかしい場面もありました。

学校外では、特に学生ビザの方でも2週間で40時間以内ならアルバイトをできるのでオーストラリアでのアルバイト経験を積むことができ、交友関係も広がるのですごくいい機会になると思います。そして語学留学の方はもし自分の語学力に自信がなくても、メルボルンの人たちは海外の人に慣れているためか一生懸命話を聞いてくれ、理解しようとしてくれます。むしろ日本のことに興味を持っている方が多いので沢山の人と友達になれると思います。そして私たちのようにいろんな国の人が留学に来ているのでオーストラリアのかただけでなく、いろんな人と出会えると思います。

あなたにおすすめの関連記事

【オーストラリア留学】人生観が変わった!平和な街ブリスベンでの充実ライフ 知らなかった! オーストラリア特有のユニークな文化7選 世界を魅了するオーストラリアの人気インフルエンサーTOP10 【オーストラリア留学】開放的な街シドニーで多様な文化に触れる

当サイトは、イギリスのロンドンからnnw studioが運営しています。

WEBサイト・LP制作をはじめ、SEO対策やグラフィックデザイン制作(ポスター、名刺、カタログ、ロゴ等)事業を行っています。詳細は上の画像をクリック!