【アメリカ留学】TOEIC200点UP!ロサンゼルスで鍛えた英語力とスピーチ力

– Today’s writer –


名前/住まい

サアヤ(20代前半) / アメリカ サンディエゴ

どこの国・都市へ留学しましたか?

アメリカ ロサンゼルス

留学していた時期は? 

2016年7月〜2017年6月

留学を決めたきっかけとその国を選んだ理由は?


留学は幼い頃から漠然と考えていた夢でした。インターナショナルスクールに通っていたので授業は全て英語で受けていて、帰国子女や日本以外の国籍を持つ友達が多く、「海外」はいつも私にとってすごく身近な存在でした。
親元を離れてもっと広い世界を見てみたい!自分とは全く違う価値観を持つ人間に出会ってみたい!そんな気持ちで留学を決めました。

留学先としてアメリカ・LAを選んだ理由は、西海岸に憧れがあったからです。年を通して温暖な気候、真っ青な空と海、ヨガとオーガニックを愛するおしゃれなライフスタイル、英語圏で留学するならここしかない!と思いました。


また、カリフォルニアは英語を学ぶ場所として最適であるということももう一つの理由です。カリフォルニアで話されている英語はいわゆる“標準語”にあたる英語です。訛りがなく、英語が話されているどの地域に行っても通じます。

英語は自分の考えを世界に伝える最強のツールです。標準的な英語を身につけることはその効果を最大限に発揮する助けになるのではないかと思い、カリフォルニアを選びました。



アメリカと日本との間での大きな違いは?文化や習慣の面で驚いた点は?


一番驚いたのは、皆健康に対する意識が高いということです。アメリカといえば、ビッグサイズのハンバーガー!ピンク色の飲み物!それを太っちょなお兄さんがペロリと平らげる…。的な不健康なイメージがあるのではないでしょうか。ですが、今やそれははるか昔のこと。

スーパーマーケットにはオーガニックの商品が数多く並び、人々はヨガやそのほかのフィットネスに高い興味関心を示しています。


全米で人気を博しているスーパーマーケットはウォルマートではなく、トレーダーズジョーという店内の商品のほぼ全てが自社ブランドのオーガニック商品で、農家と直接契約することにより、低価格で食卓に提供することを可能にしているスーパーです。

日本よりもずっと安く手に入るのでスーパーへ行くたびについつい買い過ぎてしまいます。こういった、健康的な食生活イメージがある日本よりもはるかに進んだ健康に対する高い意識にかなり驚きました。

渡航先の町で見つけたおすすめの穴場スポットは?


マリブビーチがオススメです。ロサンゼルスのセレブ地区として有名で、サンタモニカから車で20分ほどのところにあります。近辺のどのビーチよりも綺麗で洗練されていて、観光地的なうるささからは縁遠いビーチです。
オーシャンビューのレストランも多く、のんびりショッピングできて、もしかしたらセレブに会えるかも!?というワクワクもあり、非常にオススメです。

滞在先の環境面は?どんな所に住んでいたの?


学校の付属の寮に住んでいました。部屋はシェアタイプで、一つのユニットに個室が2部屋、2人部屋が1部屋ある形だったので、私の他に3人のルームメイトがいました。2人は中国人、1人はポーランド人で、2人の中国人のうちの1人と2人部屋で暮らしていました。
私は1人っ子で、他人と、しかも日本人以外と同じ部屋で暮らすのは初めてだったので、最初は戸惑うことばかりでした。

文化も価値観も違う他人が一緒に暮らすことがこれほどまでに大変なこととは思いませんでした。お互いの不満が爆発して早朝から大喧嘩したこともあり、辛かったです。

でも、話し合ってお互いが妥協できる点を探り合って、ルールを決めることによってなんとか解決しました。自分と全く異なる価値観を持つ人間とどうやって問題を解決するか、いかに他人の信頼を得て、説得するか。ホームステイでは学べない貴重な体験になったと思っています。

「ロサンゼルス」はどんな街?


ロサンゼルスは年を通して温暖な気候を持ち、ビーチや山などの自然も近く、とても暮らしやすい街です。世界中から人が集まる大都市なので、様々な人種、言語、文化、料理があり、多様性に富んでいます。


学校にも様々な人が集まるので、世界中の人と友達になりたい!という人にはうってつけの留学先だと言えます。私自身ルームメイトや学校のクラスメイトとはいまだに連絡を取り合っており、サンディエゴで暮らしている今も、たまに近況報告をしがてらご飯に行ったりします。
ただ難点を挙げるとすれば、物価がアメリカ内でも比較的高いことと、治安にやや問題があるということです。カリフォルニアはアメリカ内で最も税金が高い州のひとつです。

さらに、州税に加えて市税も加わるというシステムなので、海に近い市などではさらに高い税金を課されます。消費税のみならず住民税等の諸々の税金もやはり高いようです。生活費の面から見ると、あまりお財布に優しい街とは言い難いでしょう。

また、人通りの多い観光地であっても、フラッと脇道に入るとホームレスのテントがたくさんあったりします。さらに公共交通機関も昼間はそうでもなくても、夜は何となくホームレスに近い雰囲気を持った人たちが多く、怖かったです。夜道は決して一人で出歩かず、どうしても外出したい場合はUberを使うことを推奨します。



留学の感想&読者の皆さまへアドバイス!


ロサンゼルス留学は非常に楽しく、貴重な経験になりました。レジャーには事欠かず、おおらかなアメリカ人や様々な国からやって来た留学生と過ごす日々はとても充実していました。
また、語学力の面から見てもTOEICスコアは200点近く伸びましたし、ネイティブの人たちの会話スピードに臆すことがなくなりました。しかし、ただアメリカにいるだけでは英語力は伸びません。

一緒に留学しに来ている日本人と群れるのではなく、授業に必死に食らいついてバンバン発言して、ネイティブと話まくってやるぞ!ぐらいのハングリー精神を持って留学生活を送らないと貴重な時間とお金を無駄にすることになります。
特にロサンゼルスは留学先として人気の大都市なので、日本人も少なくありません。日本人が少ない語学学校や高校を選ぶことも大事です。私は3セメスター分の授業を受けましたが、最初のセメスターの成績があまり思わしくありませんでした。

テストはできていても、クラスディスカッションへの貢献度が低かったからです。プレゼンテーションも声が小さく、原稿を読むのに必死で下手くそでした。日本の高校にいた時はテストさえ良ければクラスで発言しなくてもいい成績が取れました。

でもアメリカでは違う。発言しない=この人は何も考えていないんだ、と思われてしまいます。自分はこんなに一生懸命取り組んでいるのに、ディスカッションが下手だから、プレゼンテーションが下手だから、伝え方が下手だから評価されない。悔しくてたまりませんでした。


なので、次のセメスターからはクラスで最低1日2回は発言することを目標にして、プレゼンテーションも先生や生徒に積極的にフィードバックをもらうことで改善を試みました。
少しずつ自分の考えていることが伝わるようになってクラスや先生の自分を見る目が変わって、最後のセメスターではディスカッションのグループリーダーを任せてもらえるようになりました。

留学しているだけで英語が喋れるようになることは絶対にありません。何事も主体性を持って積極的に取り組み、日々目標を設定し、コツコツ努力し続けることが大事だとこの留学で学びました。

これから留学される皆さんもせっかく高いお金を払って、貴重な人生の時間の一部分を使って留学するのであれば後悔のないように、実りある留学生活を送ってもらえたらな、と思います。


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