【オーストラリア留学】開放的な街シドニーで多様な文化に触れる

– Today’s writer –


名前/住まい

nkbizz(30代中盤)  /オーストラリア シドニー

どこの国・都市へ留学しましたか?

オーストラリア シドニー

留学していた時期は? 

2012年5月~現在

留学を決めたきっかけとその国を選んだ理由は?


オーストラリアに来たきっかけは米国企業(シドニーオフィス)への就職でしたが、現地大学院にて勉強しようと考え始めたのは、インターナショナルな環境で働く中で自分の知識やスキル、そして英語力の足りなさを痛感した事がきっかけでした。今後、企業のグローバリゼーションが進んでいく中で、語学を含め、世界で通用するスキルを身に着けたいというのが大きなモチベーションとなりました。

それまでにアメリカやイギリスで数週間の留学経験はあったものの、実際に海外に長期間住んだことはなく、英語とも無関係な生活を送っていたため、渡豪にあたっては語学面を筆頭にかなりの不安がありました。オーストラリアという国が治安もよく、日本からも比較的近いというのは決断の大きな後押しになったと思います。

また、現地で大学に行く事を決めた時に日系の留学エージェントが多くあり、ブログなどで留学経験を発信している人も多いことから情報収集がしやすかった事はかなり助かりました。

オーストラリアと日本との間での大きな違いは?文化や習慣の面で驚いた点は?


渡豪後、イメージとのギャップが一番大きかったのは人種の多様さでした。オーストラリアというと欧米系の国というイメージが強かったのですが、実際に住んでみるとアジア系の移民がかなり多くいることに驚きました。その為か、欧米と同じだろうと思っていたライフスタイルもアジア色が強く、特に食生活についてはかなり多種多様なスタイルがうまく共存していると思います。

ほぼ単一民族で移民も少ない日本では、こういった多様な人種、生活習慣の入り混じった中で暮らすという事はなかなか出来ないので、かなり新鮮な経験です。

また、一年を通して気候が良い事もあってか、屋外で過ごす人が多いのも印象的です。例えば、ランチタイムや仕事前後に公園でエクササイズ等を楽しむ人や、休日にはハイキングを楽しんだり、ビーチでゆったりと過ごす人が多くみられます。これらは、都市部であっても、大きな公園やビーチが身近にあるオーストラリアならではで、日本ではなかなかできない事だと思います。



渡航先の町で見つけたおすすめの穴場スポットは?


シェアハウスが主流のシドニーにおいて、家の中で落ち着いて調べものをしたり、勉強をしたりする場所を確保するのが難しく、多くの人が家の外で勉強等をする事が多いです。カフェ文化が根強く、数も多いので、行きつけのカフェにパソコン持参で入り浸る人もいますが、私の場合は図書館派でした。カフェだとどうしても長居する事に気が引けますし、人の出入りも多いので落ち着かないという理由からです。

日本の多くの図書館は、建物が古かったり、部屋の中が暗かったりして足が遠のきがちですが、こちらでは比較的新しい建物が多く、明るく清潔、インターネット完備、おしゃれなカフェが併設されていたりと用がなくても行きたくなる図書館が多々あります。

中でもお気に入りは、市内にあるニューサウスウェールズ州立図書館です。交通の便が良い事もありますが、大きな公園の隣に位置し、室内も明るく、とても気持ちのいい空間になっています。勉強に疲れたら、公園の芝生で休憩をしたり、併設のカフェでまったりする事ができるのもお気に入りの理由です。



もう少し郊外で空いている図書館が良い場合は、空港寄りのグリーンスクエア駅に新しくできた図書館もおすすめです。駅のすぐ隣にあるので行きやすいですし、ガラス張りの建物内に中庭もあるため、室内は日当たりが良く、とても明るい空間になっています。



滞在先の環境面は?どんな所に滞在しているの?


オーストラリア、特にシドニーは物価が高く、その中でも家賃は驚くくらい高いです。その為、学生や20代~30代の社会人は一つのフラット(アパートやマンションの事)や一軒家を複数人でシェアする事が当たり前です。現地の人は、友人や兄弟、親戚等とシェアする事も多いですが、全く知らない人とシェアする事も普通にあります。

こちらにはシェアメイトを募集するウェブサイトが複数あり、この様なサイトで部屋の情報や現在住んでる人のプロフィールを公開し、条件と気が合いそうなシェアメイトを探します。

参考 Flatmates.com.au公式WEBサイト


入居を決める前に部屋を見に行き、簡単に自己紹介やちょっとした会話をしてお互い信頼できるかを判断しますが、やはり知らない人同士、お金や生活ルールをめぐってのトラブルは多い様ですので、シェアハウスを探す際は十分に吟味して決めることが大事です。

私の場合、最初に日本人以外と住んだシェアハウスがかなり好環境で、とても楽しく暮らせました。フランス人とブラジル人のシェアメイトでしたが、休日一緒に出掛けたり、ホームパーティーをしたり、お互いの仕事、勉強、出身国の文化などについて語りあったりと、すごく充実した時間を過ごせました。
ホームステイをする人も居ますが、通常の家賃より高い為、お金を節約したい人や日常的に英語を使いたい人、日本人以外の友達を作りたい人はシェアハウスをおすすめします。



「シドニー」はどんなところ?


こちらの暮らしで何よりも気に入っているのは気候の良さです。特にシドニーはオーストラリアの他都市と比較しても一年を通して過ごしやすい気候の日が多い都市です。夏には何日かすごく暑い日もありますが、朝晩には涼しくなりますし、冬は日本の厳しい寒さに比べればかなり暖かく、晴れの日であればコートなしでも外出できるくらいです。

この気候の良さに加えて、市内には大きくて整備された公園やプールがいくつもあり、車やバスで数十分で行けるビーチも多数ある為、自然と屋外で過ごす時間が増えました。日本ではちょっとした旅行でないと海に行く機会がありませんでしたが、こちらでは少し時間があれば、近くのビーチに行って本を読んだり、お昼寝したり、お散歩したりと気軽に行くようになりました。


また、公園やビーチに行かずとも、晴れた日にオープンテラスのあるカフェでブランチをしたり、まったりと過ごすのもお気に入りの時間です。セントラル駅から徒歩で10分くらいにあるサリーヒルズというエリアには、オープンテラスのあるおしゃれなカフェが沢山あるので、毎週末違うカフェを巡るのも楽しみ方のひとつです。

留学の感想&読者の皆さまへアドバイス!


全体的に見て、オーストラリアという国は日本人にとってとても暮らしやすく、留学生として勉強するのにとてもメリットが多く、魅力的な国だと思います。

主な理由としては、移民大国である為、多種多様な人種や文化に触れることができ、価値観を広げる事ができます。オーストラリアという国に暮らしながら、フランスから中国、インドまで、様々な国の文化や考え方に触れる事ができるのはとても刺激的です。こういった多文化に触れた経験は、インターナショナルな環境で働く事になった時に同僚との関係性を築く上でとても役に立ちます。

また、気候、治安がとても良く、無用なトラブルに巻き込まれる事なく、勉強に集中出来ることも良い点です。勉強に力を入れつつも、リフレッシュが必要な時に公園やビーチが多くあるという自然豊かな環境も、心身のバランスを保つのに最適です。


これらに加えて、特に初の海外生活で不安な人にとっては、在留邦人が多く、日本語のサービスや食べ物などへのアクセスが良い事も心強いと思います。

デメリットとしては、物価が高い事が挙げられますが、オーストラリアは学生ビザでも週20時間の就労が認められていますので、現地でアルバイトをする事で留学費用の足しにできます。現地で働くという経験は、お金を稼ぐという目的以外にも、現地の生活により深く関われる貴重な経験になりますので、おすすめです。

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