【ドイツ移住】はじめて知ったドイツ文化。ネルトリンゲンの魅力を徹底解説!

– Today’s writer –

 

名前/住まい

mamiiis(30代前半) / ドイツ

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どこの国・都市へ移住しましたか?

ネルトリンゲン ドイツ

渡航した時期は? 

2018年8月~

 

移住を決めたきっかけとその国を選んだ理由は?

 

ドイツに住むきっかけは、ドイツ人の彼と一緒に暮らすためです。

 

2018年3月、観光で日本に来ていた彼と出会いました。お互い1人で入ったレストランで隣の席になりました。そして、自然と目が合い会話が始まりました。実は、お互い一目惚れの出会いでした。彼がドイツに帰国してから半年が過ぎた頃、「彼と、一緒にいたい!」という思いが強くなり、ドイツに行くことを決意しました。

 

その後、彼からプロポーズをして頂き、ドイツ永住を決めました。国際結婚の手続きは、書類もたくさんあって、2人で悲鳴をあげていましたが無事手続きも済みました。

 

 

ドイツと日本との間での大きな違いは?文化や習慣の面で驚いた点は?

 

ドイツに住み始めて、まだ8か月ですが驚いたことは沢山あります。生活していく中で、特に驚いたことを3点紹介します。

 

1.アイスクリーム大好きドイツ人

ドイツに来て、初めて驚いたことがアイスクリームを食べている人の多さです。私が、ドイツに住み始めたのは8月です。一歩外に出ると、手にはアイスクリームを持ったドイツ人がたくさん歩いています。ネルトリンゲンの町は、小さい町なのにアイスクリーム屋さんが旧市街だけでも10店舗ほどあります。

 

カフェのテラスに座っている人も、アイスクリームを食べています。おじいちゃん・おばあちゃんも大きいアイスクリームを、美味しそうに食べています。なんだか微笑ましいと思う風景です。

 

 

2.あらゆる人間関係は、握手からはじまる

私が初めて風邪をひき、ドイツの病院に行った時に日本と違う習慣に驚きました。受付で名前が呼ばれ、診察室に入ります。ここは、日本と同じ流れですね。

 

ですが、私が診察室に入ったら、ドクターが立って握手をしてきました。そして、「初めまして、私の名前は〇〇です。よろしく!」と、自己紹介をしました。医師自ら握手をしてきた経験がない私は、驚いてしまいました。

 

そして、先月ドイツの有名なグミHARIBOを食べていたら、少し歯が欠けてしまいました!少しだったので、見た目は分からなかったのですが、念のため歯医者に行きました。予約当日、「歯医者でも握手するかな?」と考えながら待っていると自分の番になりました。診察室に入ってくると、担当歯科医は力強く握手をして自己紹介を始めました。声の大きさに、驚いたことを覚えています。

 

病院でも、握手から始まるドイツの人間関係

 

この習慣は、ドイツに来て驚いたと同時に素敵だなと思う習慣です。

 

 

3.自分の州が大好き!

まず、ドイツが1つの国になったのはつい最近の話です。1990年10月3日にドイツ連邦共和国として、1つの国になりました。連邦共和国なので、16の州が小さな1つの国の様なイメージです。州ごとに、教育制度も違い、法律も違います。なので、ドイツは愛国心というより愛郷心が強く、自分が住んでいる州がとくかく大好きです。州によって、ドイツ語の発音が違ったり食事も違います。

 

私が住んでいる州は、バイエルン州です。私の主人は、スーパーマーケットで商品を買う時に、産地を見てバイエルン州産のものを購入します。そして、「バイエルン州からは出たくない!ずっとバイエルン州に住む!」といつも話しています。バイエルン州の人は、みんなバイエルン州が大好きです。そして、誇りを持っています。

 

そして私も、もちろんバイエルン州が大好きです。

 

 

渡航先の町で見つけたおすすめの穴場スポットは?

 

ネルトリンゲンで、私が1番大好きなレストランを紹介します。

Schlössle Restaurant(シュレスレ レストラン)

 

このレストランは、雰囲気が良く、料理も美味しく店員さんもフレンドリーです。川沿いにあるレストランで、晴れた日にはテラスで食事をすることができます。ランチのおすすめメニューは、ハンバーガーです。ゴジラバーガーという名のバーガーもあります。(ドイツ人は、ゴジラが大好きです。)

 

ディナーは、ステーキやシーフード料理が美味しいです。アルコールも種類が豊富で、ビールやワイン、カクテルを飲むことができます。ネルトリンゲンに、立ち寄る際はぜひこのレストランに行きましょう。

 

Schlössle Restaurant(シュレスレ レストラン)

参考 Schlössle Restaurant公式WEBサイト

 

住所:Würzburger Str. 1, 86720 Nördlingen

電話番号:+49 9081 8056061

営業時間:(土曜・日曜)11:00 – 23:00(月曜)11:00 – 14:30

(火曜 – 金曜)11:00 – 14:30 / 17:00 – 23:00

 

移住先の環境面は?どんな所に住んでいるの?

 

現在、賃貸アパートに住んでいます。1LDK・50平米の広さで、500ユーロです。日本円にすると、大体65,000円くらいですね。住んでいる場所が田舎なので安いですが、ミュンヘンだと約2倍の金額です。

 

また、アパートには地下室があり荷物を自由に置くことができます。地下に荷物を置けるのは、日本だとあまりないですよね。ドイツ人は、大の掃除好きで「人生の半分は整理整頓」という考えがあります。なので、家の内装は、シンプルです。そして、インテリアにこだわるのでインテリアショップが多いです。

 

 

 

「ネルトリンゲン」はどんなところ?

 

ネルトリンゲンは、ロマンティック街道沿いにある町です。約1,500万年前に、隕石が落ちた街として有名です。また、進撃の巨人のイメージになった町として人気になり、個人やツアーで訪れる日本人が多いです。それでは、ネルトリンゲンの情報と感想を紹介します。

 

ATMについて

ネルトリンゲンには、マルクト広場付近にたくさんの銀行があります。ドイツ全体の情報になりますが、クレジットカードが使えないお店も多いです。まずは、クレジットカードが使用できるか、確認しましょう。「クレジットカードが使えない!現金もない!」という時は、焦らないでくださいね。

 

近くの銀行のATMで、キャッシングを利用しましょう。利用できるクレジットカードは、VISAカードです。VISAカードを持っていない場合は、ドイツに行く前に作っておきましょう。

 

インフォメーションセンターについて

ネルトリンゲンには、インフォメーションセンターがあります。マルクト広場の近くです。インフォメーションセンターには、ネルトリンゲンの地図や情報が手に入ります。ぜひ、立ち寄ってくださいね。

 

インフォーメーションセンター

住所:Marktplatz. 2, 86720 Nördlingen

電話番号:+49 9081 84116

営業時間:9:00 – 17:00(金曜)9:00 – 15:30

定休日:土曜・日曜

 

 

聖ゲオルク教会

ネルトリンゲンのマルクト広場にあり、ネルトリンゲンのシンボル・聖ゲオルク教会。この聖ゲオルク教会の塔をダニエル塔と呼びます。ダニエル塔へは、登ることができ素晴らしいネルトリンゲンの街並みを楽しむことができます。

 

そして、この塔にはヴェンデルシュタインさんという職員が働いています。ヴェンデルシュタインさんは、気が向いたら働く職員で給料はキャットフードです。

 

「え?キャットフードということは?」

 

そうです!ヴェンデルシュタインさんは、可愛い猫ちゃんです。ヴェンデルシュタインさんを見ることが出来たら、さらに幸せになると言われています。

 

※画像はイメージです。ヴェンデルシュタインさんではありません

 

スーパーマーケット

スーパーマーケットに行きたい方は、駅やマルクト広場から歩いて行けるKaufland(カルフランド)がおすすめです。徒歩で、15分くらいの場所にあります。大通り沿いではないので、事前に調べないとわかりづらい場所です。

 

カルフランドは、大きいスーパーマーケットで品揃えも豊富です。見ているだけでも楽しいです。また、トイレも無料で利用できます。

 

カルフランド

住所:Raiffeisenstraße 4, 86720 Nördlingen

電話番号:+49 9081 29380

営業時間:7:00 – 20:00 

定休日:日曜

 

ネルトリンゲンの感想

ドイツに来て、色々な町に行きました。金融都市・フランクフルトや大都市ミュンヘン、そしてロマンティック街道の街にも立ちよりました。

それぞれの街の素晴らしい部分は沢山ありますが、落ち着いた雰囲気のネルトリンゲンが1番大好きです。のんびりした田舎町が好きな方には、おすすめの場所です。

 

移住の感想&読者の皆さまへアドバイス!

 

ドイツは、春から冬にかけて沢山のイベントがあります。春にはライン川クルーズ、秋にはオクトーバーフェスタ。そして、冬にはクリスマスマーケットが開催されます。

 

 

そして「ドイツ人は、なんとなく冷たい」というイメージを持っている方が多いかと思います。笑顔を最初に見せない人が多いので冷たく感じますが、実は話好きで、優しい人ばかりです。ドイツに行く際には、自分からどんどん話しかけてみましょう!