【オーストラリア留学】人気の街ケアンズで知った驚くべきオーストラリア文化

– Today’s writer –


名前/住まい

Nikky(40代前半) /奈良&ケアンズ

どこの国・都市へ留学しましたか?

オーストラリア ケアンズ

留学していた時期は? 

2004年ワーキングホリデーで渡航して以来、2016年までオーストラリア在住、子供を産んでからは日本とケアンズを行ったりきたりしてます。

留学を決めたきっかけとその国を選んだ理由は?


オーストラリアへ行こうと思ったきっかけは、ワーキングホリデーにて海外で働きながら英語が勉強ができる、という環境にチャレンジしてみたかったことです。またオーストラリアは多文化国家であるので、いろいろな人種の人が住んでいる、そんな環境で生活してみたいと思ったからです。

オーストラリアといっても広いので、まずは場所選びから始まると思いますが、シドニー、メルボルン、ゴールドコースト、いろいろ悩んだ末に、私はケアンズを選びました。いろいろな人に相談してみたのですが、都会に行くとやはり誘惑が多いと聞いたので、田舎町であるケアンズだったら、遊びに流されずにしっかり英語も勉強ができるかな、と思い決断しました。

また観光業もさかんな町なので、仕事もなにかしら見つかるといいな、という期待とともにケアンズへ行きました。


ワーキングホリデーの最初のタイミングで、やはり語学学校へ行くことに決めました。英会話ができないと、生活もうまくできないのでは?という不安と、仕事も探せないだろう、また誰も知らない環境なので語学学校にいけば、知り合いもできるだろう、と思ったからです。最初に語学学校へ行き、勉強したのはとても有意義な経験となりました。

語学学校では、いろいろな国の友人ができました。私のクラスでは韓国人、ドイツ人、サウスアフリカ人、台湾人がいました。もちろん日本人の方も何人かいたので、生活で不安なことや、わからないこと、知らないことをたくさん語り合いました。

基本通っていた語学学校内では、日本人同士でも英語を話さなければいけない、という厳しいルールがあったので、なんとか英語で伝えなければ、と一生懸命つたない英語でがんばった思い出があります。学校に日本人がいないほうがいい、日本語で話して意味がないとおっしゃる方もいるかもしれませんが、私はそうは思いません。

やはり英語を学ぶ、英語を使う、英語で話す、というのは、海外生活においてはもちろん大切なことなのですが、やはり誰も知らない町で一人で生活を始めるのはとても不安な面もあります。そんな時、やはり日本人同士だと分かり合えることもありますし、日本語でストレスを発散することもできるかと思います。いろいろな国のお友達からも、日本人同士では味わえない「いい刺激」を受けて、そして日本人同士で同じように感じれるものを分かち合うのもいい事だと思います。



オーストラリアと日本との間での大きな違いは?文化や習慣の面で驚いた点は?


一番の驚いた事は、まずお皿を洗うときの違いです。オーストラリアは水分不足の国であるため、なるべく無駄なお水を使わないように、ということで、お皿を洗うときに、シンクにお湯を貯めます。その時にお湯と食器用洗剤をまぜ、泡立てます。

ある程度綺麗にしたお皿やコップをそのお湯を使って、きれいに洗い、石鹸がついたまま乾かします。最初は、いくら乾いたとはいえ石鹸を洗い流さないまま乾燥させて病気になるんじゃないか、とかいろいろ悩みましたが、結果病気にもならず、元気に暮らしていけたので問題はなかったのですが、最初はとても抵抗がありました。

水不足つながりでいくと、シャワーの時間も基本は5分以内でささっと終わらせてね、という感じです。あまり長くシャワーを浴びるのは好まれず、ホームステイなどをした際は注意されてしまうと思います。

あとは、オーストラリア人はやはり同じ英語とはいえ、アクセントが強い、またオーストラリア用語があり、徐々に慣れていかないと最初は意味がわからないことが多かったです。例えば「ハロー」と言う時、オーストラリア人同士は「グダイ」と言います。そして、友達のことを誰でも「メイト」と呼ぶので、「グダイ、メイト」と皆さん言い合ってます。ちょっと言い慣れるまでは恥ずかしいかもしれませんが、慣れるととても便利なことがわかります。なぜなら「あ、名前なんだっけ、、、」と思い出せない時でも、「メイト」と呼べますよね。

渡航先の町で見つけたおすすめの穴場スポットは?


ケアンズはとても小さな町なのですが、なんと水族館があるのです。ケアンズ水族館、小さいながらも、ものすごい種類の魚がおり、さすがグレートバリアリーフが近くにあるだけあって、カラフルな魚がたくさんいます。
水中トンネルもあり、2階までつながっている大きな水槽もあり、この水槽の目の前でのんびり座って過ごす一日もいいと思います。すごく癒されます。


滞在先の環境面は?どんな所に滞在したの?


滞在先は、ホームステイか、シェアハウスか、自分で好きなタイプを選ぶことができます。できたら最初は不安なことも多いのでホームステイで4週間から3ヶ月ほどすごし、その後シェアハウスを探して住んでいるパターンが一番多いかと思います。
シェアハウスも市内ある掲示板などで探すことができますよ。最近はもちろんインターネットにもたくさん情報がでてますし、お友達紹介や口コミで見つける人もいます。ケアンズ市内から歩いて、または自転車で通える範囲のシェアハウスがたくさんありますよ。

「ケアンズ」はどんなところ?


ケアンズはとても小さな町ですが、大型ショッピングセンター「ケアンズセントラル」があります。日本はショッピングといえば、夜の仕事後でも、週末でもいつでも買い物したい時にはお店が開いている、というのが普通の感覚かと思います。しかしオーストラリアのケアンズ、さすがの田舎町だからか、大型ショッピングセンターでは、スーパー以外は夜17:30にはお店が閉まってしまいます。スーパーだけは、夜21:00までオープンしています。


17:30にお店は閉まるのですが、いわゆる店員さんも17:30に帰宅したいので、なんと17:10分ごろには、お店の入り口のシャッターが、ガラガラと半分ぐらい閉まってしまうのです。日本でしたらありえないサービスだと思うのですが、こちらでは、普通にどの店舗の店員さんもそのようにしています。なので、基本17:00を過ぎたら「お店には入ってこないでね、私たちはもう帰りたいのよ、閉めの作業中よ」というモードを出してきます。

慣れたらこれが普通なのですが、半分閉まったシャッターの意味かをわかっていない状態で入店してしまうと、店員さんより冷たい目でみられてしまったりします。こんな事を日本でしたら、そっこう首になってしまいますよね?しかしそこは、オーストラリア人。さくっと時間になたらお店を閉めて帰宅してしまいます。ある意味うらやましいですね。

また日本では普通は「祝日」はショッピング日和りなのですが、オーストラリアでの「祝日」は基本はできるだけ働かない日となっております。なので、スーパーも通常21:00まで開いている店舗も18:00に閉まったりします。特にびっくりすると思うのですが、毎年クリスマスの12/25は95%以上のお店がすべて閉まってしまいますので、街中がゴーストタウンとなってしまったかのような寂しい一日となります。

クリスマスはやはり、オーストラリア人は自宅で家族で集まり、美味しいお酒を飲みながら、美味しいご飯を食べる、という日になっております。そして、12/26のボクシングデーというクリスマスの次の日は、すべてのショッピングセンターがオープンし、大セールが始まります。日本のお正月セールのような感じですね。

ちなみに、お酒についてですが、スーパーに行ってついでに、と思う方が多いかと思いますが、実はオーストラリアではライセンスを持った人しかお酒を販売できないので、スーパーの中では売られておりません。酒屋(リカーショップ)を探して、お酒専門店に買いに行くことになります。ビール、ワインなどオーストラリア人は大好きですので、たくさん種類があって、お酒が好きな人はとことんいろいろな種類を飲んで楽しむことができると思います。

あとは、スーパーで買う食材についてです。基本は、物価が高いので、日本の1.5倍ぐらいと思っておけば、基本なんでもスーパーで購入できます。日本よりも安いもの、お得なものといえば、牛乳とお肉でしょうか?バルク買いといってまとめて買うとよりお得になります。あとは、毎週水曜日に1週間分のスペシャル、特売商品が載ったチラシ(10ページほどあるので、ちらしというよりも薄い冊子)が発行されますので、それをみてお得な値段になったものを買って、何を作るか決める、などして上手に買い物しましょうね。すべて定価で買っていたら、ほんとうに物価の高さを感じます。


また冷やしたドリンクはスーパーで買うと高いです。例えばコーラ1本500mlで4ドルなんてしますが、冷えてないコーラ2リッターを棚から買うと2ドル50セントだったりします。今すぐ飲まない場合は、冷えてないドリンクを買ってくださいね。



留学の感想&読者の皆さまへアドバイス!

オーストラリアと日本と、いろいろな違いがたくさんありますが、豪に入ったら豪に従う、素直にその国のルールを受け入れて、オーストラリアでの常識を身につけて、海外生活を充実した時間にしていただけたらなと思います

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