– Today’s writer –
名前/住まい
Chaka(20代後半) / 東京
どこの国・都市へ留学しましたか?
カナダ バンクーバー/カルガリー/ベルマウント
留学していた時期は?
2015年9月~2016年8月
留学を決めたきっかけとその国を選んだ理由は?
初めて英語を本格的に学び始めた中学生のときから英語が好きになり、大学時代は英語を専攻していました。いつか海外で働いて自分で生活してみたい。と漠然と思っていましたが金銭的、タイミング的なこともあり行動に移せないまま就職活動の時期になりました。
そこで決めたことはまず、日本で社会人を経験しよう。そして、ワーキングホリデービザで海外に行って働く経験をしてみよう。日本の会社で働いてから行くのもまた感じ方が違うとも思ったし無駄ではないと思いました。
カナダという国を選んだのは今まで聞いてきたアメリカ英語に近い発音をする国ということと移民の多い国で自然豊かで住みやすいイメージがあったからです。
カナダと日本との間での大きな違いは?文化や習慣の面で驚いた点は?
大きな違いは、まずカナダ人以外にも色々な国の方が生活していることです。買い物にいっても、レストランにいってもアジア系、中東系、ヨーロッパ系の人々が一つの空間に混在している。
まずそのことが渡航して、一番に衝撃を受けました。また、目が合うと微笑んでくれることにも最初は慣れず、ドキッとしたことを覚えています。
文化や習慣の面では、日本は悟りの文化で相手の気持ちを推測することを自然として人間関係を築いていたりしますが、海外では自分の思っていることは言わないと失礼になり、一向に距離が縮まらないように感じました。
私はあまり自分の意見をはっきりというのが得意ではありませんが、カナダの友人に「あなたは何を考えているのか分からない。もっとコミュニケーションをとって仲良くなりたい。」と言われたときははっとしました。
そして、英語圏で教育を受けている人はとても自己PR、意見の伝え方が上手な意味が分かった気がしました。
渡航先の町で見つけたおすすめの穴場スポットは?
カナダは3ヶ所滞在しましたが、一番長く滞在していたのはカルガリーという都市です。そこでのおすすめスポットは「Heritage Park Historical Village」という場所です。カナダに入植したころのヨーロッパの人々の生活を再現している歴史村です。
その時代の街並みを見ることができ、カフェやアクセサリー、雑貨屋など休憩できる場所や買い物できるスポットもあります。散歩していると当時の交通手段だった馬車が目の前を通ったりスタッフさんが当時の格好をしていて、一緒に写真をとってくれたり、運がよければスタッフさん同士の即興劇を見ることができます。
敷地はとても広く、それ以外にも車や飛行機の展示場、観覧車などの遊園地も併設しています。きれいな湖が見えるサイクリングコースもぜひ行ってほしいです。友人に誘われて夏に行きましたが、見るもの全てが映画のセットのようで、展示してある昔の車や飛行機はデザインがとてもかわいく絶好の写真スポットでした。
また、カナダ全土にあるカフェになりますが、「Second Cup」というカフェはよく友人と待ち合わせするときやゆっくりしたいときに使っていました。コーヒーを自分好みにカスタマイズすることが可能で、サンドイッチやスイーツもあります。
メニューはスターバックスに似ているようですが、カナダ発のカフェで店内が広いところが多い気がします。私がよく行っていたところは近所のおじいちゃん、おばあちゃんがよくお話をするのに使っていて、ゆったりした時間が流れていました。マグカップやタンブラーも季節に応じてデザインが変わり、行くたびに何か可愛いものはないかチェックしていました。
滞在先の環境面は?どんな所に住んでいたの?
私は、ホームスティ、スタッフ寮(シェアハウス)を経験しましたが、それぞれ向き不向きがあるかと思います。まず、バンクーバーにいたころはホームスティで約1か月間過ごしました。私がお世話になったのはフィリピン人のご家庭でお父さん、お母さん、3歳と8歳の男の子がいるご家族でした。
私以外にカナダ人の男性、韓国人の男性、日本人の女性を受け入れており、家は大きくとてもきれいでした。初めてのカナダでの生活に不安を抱えていた私には同じ立場の人がいると情報共有ができ、わからないことはすぐ聞けたのでとても心強かったです。
ホストファミリーも週末にはバーベキューやパーティをしてくれ、たくさんいい思い出をつくってくれました。ただ、その家のルールを守らなければいけない点がすこし窮屈に感じることがありました。
例えば、夕食の時間は午後6時。それに間に合わないとなしになってしまったり、洗濯できるのも共同で生活しているので曜日が決められていたりしました。何かあった時にすぐ相談でき、助けてもらえる環境にいるのは安心できましたが時間が経ちある程度コミュニティができた人間にとっては自由に過ごしにくい環境かもしれません。
次にスタッフ寮(ルームシェア)ですが、ホテルで働いていた時に、用意されたスタッフ寮で約4ヶ月過ごしました。ルームメイトはオーストラリア人の女性、日本人の女性3人、ルーマニア人のカップル、カナダ人の女性でした。
年もみんな近いこともあり毎日働いた後は自分のこと、国について喋ったり、夕食を一緒に作ったりして過ごしました。やり取りは全て英語だったのでここで格段に話す力が付いた気がします。
ただ、違う国同士共有スペースの使い方で喧嘩することは度々ありました。ちゃんとしたルールをつくってお互いに理解し認め合いながら過ごすことが大事だということを学んだ気がします。
今まで日本という国でしか生きてこなかった私にとって違う国の人々と生活することはとてもいい経験になりました。海外の友人をつくりたい方、英語力を伸ばしたい方はおすすめです。
このスタイルは私に合っていて、カルガリーに移動したときもルームシェアをしていました。掲示板を見てオーナーと連絡を取り、いくつか見学に行って決めました。一般的に留学生は掲示板で物件を探すことが多いと思います。
その際、注意してほしい点は詐欺があることです。私は一度詐欺にあいかけたことがあります。場所を移動する前からある程度物件の目途を立てておこうと掲示板を見ていたところ立地が良く、きれいな部屋の写真が載せられている記事を見つけました。
早速家主と連絡を取り見学させてほしい旨を伝えたところ「見学する前に違う人が見学に来る予定だからひょっとしたら部屋が埋まってしまうかも、もし、今デポジットを払ってくれたら仮で部屋を押さえておきます。実際に見て気に入らなかったら全額返金するので安心してください。」と返信が来ました。それは安心と思いましたが、やはり先に支払うということは不安だったのでその時は断りました。
後に調べたところそういった詐欺があることを知りました。実在する住所を載せ、写真はどこかのサイトで拾ってきたものを載せているようです。
場所を移動するとき、次住む場所が決まっていないと不安で心細いかと思いますがこういった詐欺には注意した方がいいと思います。結局私は、airbnbを使って1週間短期で滞在できるところを探して、次の住む場所を見学して決めました。
「バンクーバー」「ベルマウント」「カルガリー」はどんな街?
バンクーバー、ベルマウント、カルガリーの3ヶ所滞在しましたが、バンクーバーは有名な都市だけあって様々な国の人たちが生活していました。母国語が英語ではない人が多くいる都市だったので飲食店や買い物するときにたどたどしい英語でもしっかり聞いてくれる人が多かった気がします。
ベルマウントはとても田舎の村で出かける場所といったら食料品を買うスーパー、仕事がお休みの日に行くカフェ、小さな図書館くらいでした。最初に来たときはなんてところに来てしまったんだ!と絶望しましたが、日が経つにつれ知り合いも多くなり、コミュニティを広げて自分で楽しいことをつくるということができるようになったと思います。
これは、日本にいたら絶対にできなかったことだと思うので過酷な環境に身をおくことも大事なのだと実感しました。
最後に、カルガリーという都市はとてものどかな都市です。大きなショッピングモールや公園があったり、生活するには不便しない都市です。
7月にはスタンピードという10日間催されるカウボーイのお祭りがあり、その期間中はみんなカウボーイやカウガールの格好をしてお祭りに行ったりしていました。また、バンフやレイクルイーズなども日帰りで行けるのでレンタカーをしてお出かけするのもいいと思います。
留学の感想&読者の皆さまへアドバイス!
私は、ワーキングホリデーでカナダに一年間滞在しましたが、この経験をして本当によかったと思います。異国の地で1人1からコミュニティをつくり生活していくということは孤独でもあり、辛くもありました。
しかし、その環境にいるからこそじっくり自分自身と向き合う時間がとれたし、海外で生活する経験を経て、日本にいたときの自分より留学を経験した今の自分が好きになれました。カナダという国は様々な人種がいる国です。その分違う価値観にたくさん触れることができるのはとても貴重な事だと思います。
留学中、日本人に会う機会はたくさんありましたが、一番行動を共にしていたのは台湾人の友人でした。なので、日本語はほとんど話さず英語ばかり話していました。
ラッキーなことに私よりも英語力がある子だったのでうまく言葉が出てこなくてもそれってこういう意味だよね?そういう時はこう言ったらいいよ。と教えてくれることもしばしばありました。英語を身に付けたければ、まず日本人以外の友人をつくるのがおすすめです。
英語力があまりなくても相手に気持ちを伝えたいという気持ちがあれば学習へのモチベーションにかわるし、英語が上達したときに友人から英語がうまくなったね!と言われたら努力が報われたように感じます。
最初は、色々と苦労することがあると思いますが、あきらめず、焦らずコミュニティを広げていけばいいと思います。私はそのかいあって、帰国するときには日常会話は問題なく出来るようになっていました。そして帰国後受けたTOEICテストは400点スコアが上がっていて驚きました。
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