【カナダ留学】 英語力を格段に上げる!移民の街トロントで刺激的な生活

– Today’s writer –


名前/住まい

moikko(20代後半) / 東京

どこの国・都市へ留学しましたか?

カナダ トロント

留学していた時期は? 

2014年9~2015年9月

2017年5月~2018年10月

留学を決めたきっかけとその国を選んだ理由は?


日本ではサービス業に就いており、日頃から海外からのお客様と接する機会がありました。しかし自分の英語力の低さから、自分が伝えたいことを100%言葉にできないもどかしさがあり、語学留学をしたいという気持ちを強く抱くようになりました。
カナダを選択したのは、英語圏の中でも自分がこれまで行ったことのない国に行きたいという気持ちからです。カナダは治安も良く人気の国の一つでしたので、日本人留学生も多いと聞いていました。

当初は、せっかく行くのであれば自分を完全なる英語環境に置きたく、日本人の少ない郊外の町が良いのでは?という気持ちがありました。ですが、初めての留学で英語力もまだまだ乏しいということもあり、大都市トロントを選択しました。

実際に留学に行ってみるとやはり日本人は大勢いましたが、自分の強い意志さえあれば、留学先の日本人の多さは語学習得にあまり関係がないと感じました。


確かに語学力に自信がない頃は、コミュニケーションが取れる日本人同士での会話が楽でしたが、カナダにまで来て日本人とばかり過ごすことに価値があるのかを考えれば、おのずと自分のすべきことは見えてくるはずです。また逆に日本人の友人がいることで、気軽に情報の共有ができたりとメリットも多く、結果としてトロントを選択したことは自分にとって正解でした。

また留学方法に関してですが、私が予定していた1年間の滞在だと、学生ビザかワーキングホリデービザという2つの選択肢がありました。

学業に専念する学生ビザも良かったのですが、貯金を切り崩すだけでは現地の生活を心から楽しむことが出来ないのではないかと思い、仕事のできるワーキングホリデービザを取得しました。

またせっかく世界に出るのであれば、これまでの社会人経験で培った日本の「おもてなし」の心を現地でも試してみたく、サービス業に就きたいという思いもありました。



カナダと日本との間での大きな違いは?文化や習慣の面で驚いた点は?


カナダにはチップ制度があり、飲食店などでは約10~15%のサービス料を上乗せして支払う文化があります。支払いは義務ではありませんが、ファーストフード店などセルフサービスの店以外では通常支払うのが常識です。
食事が美味しかったとき、よいサービスを受けたと感じたときには、さらに上乗せしても構いません。このチップは、ウェイターなどサービス業に従事する人にとって大きな収入源の一つとなります。

私がカナダで初めて就いたのは、レストランでのウェイター業でした。これまで私は海外旅行に行くと、日本にはないチップ制度に対して「面倒くさい」「出来れば払いたくない」というイメージを抱いていました。

ですが実際に自分が受け取る側になって初めて、「サービスに値段がつく」という点に非常に新鮮さを覚えました。ただ単に食事を運ぶだけではなく、お客様との会話を広げ、その場をいかに楽しんでいただくか。自分の「おもてなし」の心がチップという形で可視化されるカナダの社会に、サービス業の面白さを感じました。

渡航先の町で見つけたおすすめの穴場スポットは?


トロントの有名な観光スポットの一つに、「セントローレンスマーケット」という市場があります。新鮮な野菜や果物をはじめ、街中のスーパーなどではなかなか手に入らない魚介類やバーベキュー用の肉など、まさに市民の台所といったところです。

お菓子や雑貨も売っており、お土産の品をこちらで買う観光客の方も多くいます。この市場は日曜と月曜が休みなのですが、実は私がおすすめしたいのが”日曜日の訪問”です。



メインの市場の入った建物は日曜日は閉まっているのですが、反対側にある小さな建物とその周りでは、日曜限定でアンティーク市場が開催されています。私は日本にいるときから古着屋巡りが趣味だったので、あえて日曜に訪れる方が多いほどでした。

海外ならではのセンスが光る洋服やカバンなどをはじめ、おしゃれな食器やアクセサリー、レトロで可愛いおもちゃなど、見ているだけでも楽しめる市場です。短期滞在で、観光が日曜日にかぶってしまい残念…といった方にも、ぜひ足を運んでみてほしいスポットです。

滞在先の環境面は?どんな所に住んでいたの?


私は留学当初、3か月間のホームステイを経験しました。エージェントを使っての契約でしたが、ステイ先の家族には大変恵まれ、楽しい時間を過ごすことが出来ました。数年が経った今でも、交流があるほどです。ホームステイの一番のメリットは、家にいる時間も英語環境を作ることができるという点です。

私は食事付きのプランで契約をしていたので、夕飯時には家族と食事をとる機会が多くありました。最初はなかなか家族の会話に入れずストレスを感じる瞬間もありましたが、話に入れなくても英語を耳にし続けることで、リスニング力は向上していきます。

また料理が好きだったこともあり、夕飯を作ってくれるステイ先のママと一緒に料理をするなど、ホームステイならではの濃い時間を取ることができたのも良かったです。




滞在に慣れた3か月目以降は、シェアハウスに引っ越しました。自炊になる分ホームステイよりも安価ですし、私の場合は職場に近いエリアを選択しました。シェアハウスは正直なところ、トラブルもよく聞きます。

一緒に暮らす人との相性によるところがあるからです。私は運よく快適な滞在が出来たので、一度もシェアハウスを変えることはありませんでした。


シェアハウス情報は、インターネット上で得ることが可能です。こだわりがある人は、女性だけの家、日本人だけの家、シェアメイト数が少なめの家、など選ぶことが出来ます。

私の家は日本人が1人、ベトナム人が1人、カナダ人が2人という構成でした。それぞれ学校や仕事で生活リズムが違っていたのであまり交流はありませんでしたが、そのおかげでシャワーやキッチンを使いたい時間が互いにかぶることがほとんどなく、ストレスを感じずに生活が出来ました。

「トロント」はどんな街?


留学をしてみて初めて知ったのは、カナダが移民国家であるということです。世界中から様々なバックグラウンドを持った人が集まっており、実際に街中を歩くと、英語以外の言語を耳にすることも多々あります。

例えばヨーロッパなど旅行に行くと、アジア人である私たちは顔立ちがまるで違うので目立ちやすく、まわりからの好奇の視線を感じたという経験がある方もいるのではないでしょうか。大都市トロントでは、カナダ人と言ってもアジア系ルーツを持つ人も多く、そうした嫌な空気を感じたことは一切ありません。

英語を第一言語としない人が多いからこそ、アクセントに自信がない留学生に対しても柔軟に対応してくれる印象を受けました。


また移民が多いからこそ、街中には様々な文化を感じられるエリアが点在しています。チャイナタウン、コリアンタウン、リトルインディア、グリークタウン、リトルイタリーなど…場所によって、景色も雰囲気も大きく異なります。本場の味を提供するレストランが多く、食を楽しめるのもトロントの醍醐味の一つです。

留学の感想&読者の皆さまへアドバイス!


カナダに留学した当初、私は語学学校に通っていました。学校には各国から学生が集まっており国際交流ができますが、当然ながらネイティブに英語を話すカナダ人生徒はいません。

現地人の友人を作り語学力をのばしたいと思っていた私は、この点に日頃からもどかしさを感じていました。おそらくこれは、留学生の多くが感じる悩みかと思います。そこで私が利用していたのが、「ランゲージエクスチェンジ」「ミートアップ」という2つの活動です。
ランゲージエクスチェンジとは、”日本語を習いたいイングリッシュスピーカー”と”英語を習いたい日本人”が集って会話をするクラスです。

語学習得を目的にしている人だけが集まるので、お互いの意欲が高く、効率の良い学習法の一つです。ランゲージエクスチェンジは多くの団体が開いており、自分の通うことのできる曜日や場所、また会話力ごとにレベル分けをしているところなど、自分に合ったクラスを探すことが出来ます。

ミートアップとは、共通の趣味を持つ人々が集まるオフ会のようなイベントです。専用アプリがあり、写真、料理、野球、スケート、サイクリング、お酒…など興味のある項目を検索すると、それに関する様々なイベント情報が出てくるので参加申込をすることが出来ます。

イベントには共通の趣味を持つ人が多く集まるので、友人関係を築くのには絶好のチャンスです。私はこうした情報を現地に行くまで知らなかったので、ぜひこれから留学を考えている人の参考になれば幸いです。


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