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【ニュージーランド旅行】ロトニアで新しい体験。緑が広がる美しい国の魅力

– Today’s writer –

 

 名前/住まい

Tenshiinujj(20代) /京都

 どこの国・都市へ旅行しましたか?

ニュージランド ロトルア、ネルソン、ウエリントン

 渡航した時期は? 

2016年11月

 

旅行を決めたきっかけとその国を選んだ理由は?

 

ニュージランド渡航のきっかけとなったのは仕事でした。ニュージランドのネルソン市は赴任先の町と姉妹都市提携を結んでおり、その40周年の記念行事に通訳として出席しました。仕事だからそれほど期待していませんでした。ところが、ニュージランドの旅はその期待を遥かに超えるものとなりました。

 

 

ニュージーランドと日本との間での大きな違いは?文化や習慣の面で驚いた点は?

 

ニュージランドは土地面積でいうと狭いのに平原が多くて広大で、まさに自然の宝庫でした。島国で四方から海に囲まれているため、生物が独特な進化を遂げ、文化もその隔離された環境から影響を受けつつ世界で他に類を見ない発展の軌跡をたどってきたことはうかがえます。

 

特に印象に残っているのは「飛べない鳥」の存在です。ニュージランドにしか生息していない生き物が沢山います。その一例として、いわゆる「飛べない鳥」があります。昔のニュージランドには野獣はいなかったため、鳥には飛ぶ必要はなかったそうです。従って、キウイのような飛べない鳥が何種類も進化したわけです。

 

しかし、人間の入植が進むにつれて、家畜などの哺乳類が飼育されるようになり、ニュージランドの自然環境は一変しました。これまで飛ぶ必要のなかった鳥は、害獣の標的となり、絶滅が危惧されるほどになりました。生態系が大きく変わって太刀打ちできなくなり自然で暮らしていくことが難しくなったため、ニュージランドにはキウイやカカポなどの飛べない鳥を保護する施設ができました。

 

 

その一つにウエリントン郊外に位置する「ジーランディア – カロリ野生動物保護区」があります。この施設は害獣を遠ざけるための特別なフェンスに囲まれており、飛べない鳥は放され、自由に暮らしています。

 

また、ニュージランド人の「マオリ」という先住民の文化を大切にし、前面に出している様子に感銘を受けました。マオリ族の文化と触れ合える多種多様な文化施設があったり、公式行事の場で英語だけではなくマオリ語でも挨拶が述べられたり、挨拶の際に鼻と鼻をくっつけて合わせるというマオリ族特有の挨拶形式を取り入れたりと、様々な場面でマオリ族の存在を感じました。ニュージランドには公用語が3つあり、マオリ語も含まれています。

 

 

土産物もマオリ族の文化の影響を受けた置物や織物、ひすいの宝石類や飾り物の品揃えは印象的でした。これだけ、マオリ族の存在感は大きいです。ニュージランドは植民地の時代にマオリ族を弾圧し、排除したという歴史もありますが、その歴史から目を背けずしっかりと認めたうえで乗り越えようとしている姿は私の目にはとても潔く、格好よく映りました。

 

ニュージランド人の生活習慣にも、日本と異なるものが沢山ありましたが、その中でも一番驚いたのが、仕事とプライベートに対する考え方でした。ロトルアという町で一泊しましたが、その夜の7時ごろに少し遅めの夕食を食べに出かけてもほとんどのお店はすでに営業時間が終わっていて、途方にくれました。

 

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どこの飲食店も閉まっていたので、結局辿り着いたのは日本料理店でした。せっかくニュージランドに来たというのに、日本食のうどんを食べ、空腹を凌ぐ始末になりました。その翌日、JTBの添乗員に尋ねてみると、ニュージランドで飲食店が早く閉まるのは普通だと言いました。儲かる気がないとか、怠けているとかではなく、家族との時間を大事にし、優先する文化があるから起こる現象だと説明しました。

 

私もアメリカ人として日本で暮らしていて、日本人は仕事を大切にするあまり家族やプライベートの時間が蔑ろにされがちだと感じることもあるので、ニュージランド人の考え方もいいなあと共感できました。

 

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渡航先の町で見つけたおすすめの穴場スポットは?

 

穴場ではなく、かなり有名な観光地だと思いますが、ニュージランド滞在中にワイトモ鍾乳洞で「土ボタル」という恐ろしく、美しい生き物と出会う機会がありました。その姿を見て驚きましたが、「土ボタル」という名前からくる期待とは裏腹に可愛い姿をした蛍ではなく、みみずのような生き物でした。蜘蛛のように巣を作り、ねばねばした糸を垂らし、餌食が引っかかるのをひたすら待ち構える姿を見て、気持ち悪く感じました。

 

 

どうして「土ボタル」というんだろう!?と名前に疑惑を抱くほどでした。そこで、ガイドさんが洞窟の電気を消し、ツアー参加者は小さな船乗り場まで案内され、乗りました。真っ暗で足元も何も見えませんでした。船が動き出して少しすると、鍾乳洞の天井一面に星のように輝いているものが見えてくるのではありませんか!幻想的な青色の光を放つ得体のしれないものが洞窟という宇宙空間の中で星空を作っていました。

 

そうです!数分前まで恐ろしいと嫌悪感を抱いていた土ボタルでした。土ボタルには、この美しく「神秘」としか言いようがない顔もありました。恐ろしい姿をしながらも、儚い寿命が尽きるまでこうして一生懸命光り続ける姿に人生と重なるものをジーンと感じたのでした。

 

 

滞在先の環境面は?どんな所に滞在したの?

 

ロトルアでは、ロトルア湖に面したホテルに泊まりました。部屋はとても広く、温泉施設も近くに位置し、とても快適でした。スーパーや飲食店も歩ける距離にあり、便利でした。自然と町と両方が楽しめる立地でしたので、仕事で忙しくても十分息抜きができました。

 

 

ネルソン市は姉妹都市で賓客扱いでしたので、現地の方にお世話になり、ラザフォードホテルというところで3泊ほどしました。とても豪華で広いところでしたが、個人旅行にはあまり向かないと思います。ビジネスや出張で行かれる場合は、ホテル内に日本料理店など宴会ができそうな食事処があるので、持って来いです。

 

「ロトルア、ネルソン、ウエリントン」はどんなところ?

 

ロトルア、ネルソン、ウエリントンの3都市を訪れました。ロトルアは温泉の町で硫黄の匂いはすごいです!街を歩いていても、ホテルの部屋で寝ていても、硫黄の匂いから逃げるのはおそらく無理だと思います。日程が詰まっていて、生憎温泉に実際浸かることができませんでしたが、硫黄の匂いの強さから推測すると、きっと本格的な温泉だと思います。

 

また、ロトルア周辺にはワイトモ洞窟などの有名な観光地もあり、いろんな体験ができるので面白いです。羊の毛刈りショーという珍しいものも生で観ることができました。様々な品種の羊を、口笛を合図に呼び出し舞台に出てきて並んでもらってから、筋肉もりもりのがっちりした体系の男性が脚で捕まえて毛刈りを披露してくれるというものでした。ショーの締めに犬を呼び出し、犬が羊の背中の上に乗ったり飛び回ったりなどの技を披露してから吠えて羊たちを脅かしてから最終的に舞台から追い出しました。滅多に見られないような迫力のあるショーでした。

 


ネルソンは「サニー・ネルソン」という愛称がついているだけあって、一年を通して気候が温暖で過ごしやすいことで知られています。別荘地になっており、現地で交流した方々も裕福でのんびりした雰囲気の方が多かったです。海に面した町で、ボルダーバンクという石ころでできた砂嘴が見所の一つです。ネルソンだけに限らず、全体的に言えることだと思いますが、ワインやチーズなどの乳製品や肉は美味しい!やはり羊と牛の多い、酪農が盛んな国なので、肉も乳製品も味が抜群でした。ワインも果樹園が多くて、まろやかで飲みやすいものが多かったです。


ウエリントンはのどかなロトルアとネルソンに比べて大都会で風の強い町でした。訪れたのは11月だったので南半球で言えば春ですね。春といっても日本でも気まぐれで天気が変わりやすい季節なので、脱ぎ着や重ね着しやすい服をなるべく持って行ってしっかりと備えたつもりでしたが、ウエリントンはまだ木枯らしのような風が吹き骨に染みるほどの寒さで、現地に着いてすぐ備えが甘かったことを痛感させられました。ウエリントンを観光した日は生憎の雨模様で屋内施設しか見学できず、残念でした。展望台にも上りましたが、雨で霞んでいたせいか、見晴らしも今一つで、あまりはっきりと見えませんでした。

 

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旅行の感想&読者の皆さまへアドバイス!

 

ニュージランドは全体的にのんびりしていて、心が和み癒されるような雰囲気に包まれていました。自然がとても豊かで、緑も多い印象でした。オークランドからロトルアまで約3時間貸し切りバスで移動しましたが、時差ボケがまだ治っておらず、私を除いて乗客は全員爆睡していました。

 

3時間余りずっと一人で睡魔と闘いながら、窓からの景色を寝ぼけた感覚でただひたすら眺めていました。とても幸せな時間でした。見渡す限り鮮やかな緑色をした平原と低い丘が広がっていて、羊や牛などの家畜は放牧していました。どこまで走ってもこの風景が果てしなく続き、地形には大きな変化はありませんでした。その時に見た景色はいまだに脳裏に鮮明に焼き付いていて、ニュージランドを思うとすぐ連想されます。

 

そして、今思うと私のニュージランドのイメージを作る風景の一つになっています。まるで暖かい毛布のように周りを包み込み、ストレスや悩み事が吹き飛ぶような果てしなく広がる緑色の平原とそこで暮らす動物たち~これが全てではないけれど、ニュージランドという国を代表する一つのイメージになるのではないかと思います。

 

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