必ず行きたい!イギリスのインスタ映えスポット7選

– Today’s writer –

 

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ベインズ彩(30代前半) / ウォーキンガム イギリス

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 どこの国・都市へ留学しましたか?

ウォーキンガム イギリス

 渡航した時期は?

2019年4月~

 

1.カラフルな花が咲き誇るパブ「チャーチルアームズ」

 

イギリスで最も派手なパブといっても過言ではないほど賑やかな外観で有名な「チャーチルアームズ」は、多くのインスタグラマーや英国民に愛されている写真スポットです。四方に飾られたイギリスの国旗・ユニオンジャックとともに、パブの窓や煙突を覆い隠してしまうほどたくさんの花が咲き誇っています。

 

1800年代に、イギリスの元首相・チャーチルの祖父母が定期的にこのパブに通っていたことから、パブの名前がチャーチルアームズに変えられました。外観とは少し雰囲気が違う店内のインテリアにも注目してみてください。

 

インパクトが強い外観に負けないほど賑やかでユニークなデコレーションであふれています。天井は、観葉植物やアンティーク調のフライパンなどで埋め尽くされ、壁には、多様な蝶々が展示されています。メニューは、イギリスのパブでは珍しいカレーやヌードルなどのタイ料理がお手頃価格で食べられます。

 

地下鉄のノッティングヒル駅から徒歩5分。クリスマスには、ほのかな明かりが灯された約100本ものクリスマスツリーが飾られます。イギリスにお越しの際は、ぜひこのパブに立ち寄ってみてください。今まで見たこともないくらい美しいパブの写真を撮ることができると思います。

 

 
 
 
 
 
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2.イギリスで一番カラフルな街「ブリストル」

 

イギリス南西部のカラフルな街「ブリストル」には、ロンドンから電車で1時間45分で着きます。ブリストルは、世界的に有名な覆面アーティスト・バンクシーの出身地です。街を歩けば、たくさんのフォトジェニックなグラフィティ(スプレー缶で描かれた壁画)が皆さんを出迎えてくれます。

 

バンクシーによる初期の作品が、ブリストルでも楽しめます。セキュリティ・アラームをオランダの画家・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の真珠に見立てたグラフィティが、私のお気に入りです。何気ないレンガ造りの壁が、バンクシーの自由な発想でフォトジェニックな場所の一つに変わりました。

 

 
 
 
 
 
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バンクリー以外のアーティストによるグラフィティにも注目してみてください。ブリストルの主要な駅・Bristol Temple Meads駅から徒歩30分の所にあるベドミンスターには、色鮮やかで美しいグラフィティが街中の壁に描かれています。

 

 

私のお気に入りの作品は、イギリス出身のLouis Masaiによるカラフルな海の世界が描かれたグラフィティです。彼は、主に絶滅に瀕する動物・魚を描いているアーティストです。色鮮やかなイソギンチャクや亀、熱帯魚が生き生きと泳いでいる姿が描かれている一方で、海に漂うスーパーのビニール袋。大事なメッセージを伝えている作品でもあります。また、ブラジル出身のLuis Seven Martinsのダイナミックなグラフィティもおすすめです。翼や風を表現したカラフルな曲線を用いて、野生の鳥を生き生きと描いています。

 

グラフィティ発祥の地・ブリストルでお気に入りのグラフィティを見つけて、心に残る色鮮やかな写真を撮る旅はいかがでしょうか。

 

 
 
 
 
 
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3.美しい街・バースを一望できる公園 「The Prior Park」

 

ロンドンから電車で1時間半のバースは、世界遺産にも登録されている素晴らしい街です。テルマエロマエで有名になったローマ時代の大浴場・ローマンバス、かつて上流社会級の邸宅だった左右対称に広がるロイヤルクレセントやサーカスなど見どころがたくさんあります。バース中心地から坂道を登った徒歩30分の「The Prior Park」では、この魅力あふれるバースを一望することができます。

 

この公園内には、ジョージアン様式の邸宅が建てられています。18世紀に起業家だったラルフ・アレンが有名な建築家ジョン・ウッドに、「バースを一望できる邸宅」を作るように頼みました。長い坂道の上にあるこの邸宅からは、ジョージアン様式のクリーム色の石灰岩で建てられたバースの街並み、イタリア建築家によって建てられた豪華な橋、緑が茂る芝生や木々を見渡すことができます。この邸宅は、現在カトリックの高校として使用されています。

 

混雑したバースの中心地から少し離れて、世界遺産に登録されているほど綺麗なバースの街の写真を落ち着いて撮ることができるおすすめの場所です。

 

 
 
 
 
 
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4.ロンドンで一番ゴージャスな博物館「ウォレスコレクション」

 

ロンドンには数多くの博物館がありますが、貴族の元邸宅がそのまま博物館になっているのは、「ウォレスコレクション」だけです。そのため、館内の豪華な装飾品や家具とともにヨーロッパ中から集められた14〜19世紀のコレクションを鑑賞できます。最寄駅の地下鉄ボンドストリート駅からは、徒歩5分。入場料は無料です。

 

ウォレスコレクションに入るとすぐに、高級感あふれる空間を堪能できます。入口左側のFront State Roomには、様々な美しい絵画が豪華な陶器や、暖炉、時計、棚、ロウソク立てなどとともに展示されています。

 

また、2階・Study Roomの空間もゴージャスです。インパクトのある赤い羽根付きの帽子を被り、首元にエレガントなフリルをまとう女性が、赤とゴールドを基調としたカーテンをバックに展示されています。

 

絵画の下にある暖炉には、かわいらしい天使の時計台と水差しも飾られています。その奥へ進むと、18世紀フランス人男性画家・Jean-Baptiste Greuzeによって描かれた愛らしい若者の自画像が3枚展示されています。棚の上には香りを焚くための香炉やキャンドル立ても飾られています。

 

 

かわいらしいものが好きな女性が憧れる磁器や宝石箱も数多く展示されています。1階・Back State Roomと2階のStudy Roomには、18世紀の華やかなフランス・セーブル磁器がずらりと展示されています。

 

ピンク、水色、緑、藍色などの色鮮やかな陶器には、貴族の生活や天使などが描かれています。2階・Boudoir Cabinetには、かわいらしい宝石箱が展示されています。光輝く金・宝石が細かく装飾された宝石箱の美しさには、ついついうっとり見惚れてしまいます。

 

豪華な邸宅に美しいコレクションが飾られている空間をお楽しみください。どの空間をどのように写真で切り取るかを考えながら館内を巡ってみてください。

 

 
 
 
 
 
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5.ウィンザー城とロンドンを一望できる「ロングウォーク」

 

ロンドンから電車で40分の街・ウィンザーには、エリザベス女王が週末を過ごすウィンザー城があります。城の前には、「ロングウォーク」と呼ばれる長さ4キロもの美しい並木道があります。まっすぐに続くロングウォークを歩き、小さな丘を登ると、ジョージ3世の銅像があります。この丘から、ウィンザー城とロンドンを一望することができます。

 

この丘の上に座って素晴らしい景色を眺めてみてください。ウィンザー城やウェンブリースタジアムなどのロンドンの街、ヒースロー空港、緑が茂る自然が一望できます。また、ヒースロー空港も近いため、ウィンザー城の上を常に飛行機が飛んでいます。

 

ウィンザー城へと続くまっすぐのロングウォークの両脇には、背の高い木々が一直線に植えられています。これらの木々は、ロンドン内でもよく見かける葉っぱが大きなモミジの形をしているモミジバスズカケノキと、高さ20メートルにも成長するセイヨウトチノキです。

 

 

このロングウォークは、様々な歴史や行事に欠かせない場所でもあります。2018年5月のハリー王子とメーガン妃のロイヤルウェディングでは、何千人もの観衆がこのロングウォークで2人の結婚を祝福しました。2人を乗せた馬車は、観衆に温かく見守られながら、ロングウォークを通りました。またエリザベス女王が、毎年6月に開催されるイギリス王室主催の競馬・ロイヤルアスコットに行かれる際に、ウィンザー城から通る道でもあります。

 

ロングウォークを歩き切るのは大変かもしれませんが、小高い丘を登り切って後ろを振り返ってみてください。きっと旅の思い出になるとびっきりの素敵な写真が撮れると思います。

 

 
 
 
 
 
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6.イギリスで最もかわいらしい田舎町「ライ」

 

イギリスの南東にある「ライ」は、今最も注目されている観光地です。穏やかな田舎街を歩くと、古き良き英国時代にタイムスリップしたような気持ちにさせてくれます。赤茶色の屋根、小石が敷き詰められた石畳、1階よりも2階が飛び出ている黒と白のチューダー様式の建物。女性の心をくすぐるかわいい風景であふれています。

 

12世紀に建てられた聖メアリー教会の頂上からは、中世の歴史が残るライの美しい街を360度見渡せます。目の前には、赤茶色のレンガ、尖った三角形の屋根、屋根から突き出た屋根裏部屋の窓、小さな煙突、緑の自然と小高い丘が見えます。また、展望台入り口を半周すると、城塞・イプラタワー、その奥には、ロザー川、沼地、ライハーバー、イギリス海峡などの自然も一望できます。

 

 
 
 
 
 
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ライの中心地にあるマーメイドストリートには、かわいらしい人魚姫の看板がトレードマークのマーメイドインというホテルがあります。蔦の葉が絡まったチューダー様式の建物は、創業1156年の歴史あるホテルです。子高い丘の上にあるマーメイドインの目の前に立って、丸い石が敷き詰められた石畳を見下ろした景色が私の一番のお気に入りです。

 

 
 
 
 
 
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ロンドンからライへは、電車で約1時間半。London St Pancras International駅で電車に乗り、Ashford International駅で乗り換えると、ライに到着します。中世の名残あるライで、絵本の中に迷い込んだかのようなかわいらしい世界観を写真で表現してみてください。

 

7.ロンドンの高層ビル・スカイガーデンで、360度のパノラマ景色を

 

地上約155メートル、綺麗な曲線を描く高層ビルの35階からロンドンスカイラインを360度見渡すことができるスカイガーデン。エレベーターで35階まで上がると、ガラス張りの窓から降り注ぐ太陽の光、その光に照らされた美しい緑の庭と季節の花。とてもモダンでスタイリッシュな空間です。

 

窓の外を覗くと、ロンドンシティの全てを見渡すことができます。スカイガーデンをぐるりと一周すると、ピラミッド型のシャード、テムズ川、ロンドンアイ、玉ねぎ型のガーキン、セントポール大聖堂にタワーブリッジなどの絶景が楽しめます。また、人数制限が課せられているため、この展望台は比較的混んでいないのも魅力の一つ。ゆったりと美しい景色を堪能できる場所です。

 

スカイガーデンに入場するためには、公式サイトから予約しなければなりません。入場料は無料。スカイガーデンの最寄駅・地下鉄Monument 駅から徒歩約3分。残念ながら、予約なしで当日入場することはできません。ただし、レストランやバーを予約している場合は、メールで受け取った予約票を受付で見せると、訪問予約なしで入場できます。美しい景色を見ながら、レストランで豪華な肉・魚料理を楽しんだり、バーでおしゃれなカクテルを飲んだりすることができます。

 

映画やドラマなどでお馴染みのロンドンシティを見渡しながら、お気に入りの風景を写真におさめてみて下さい。

 

 
 
 
 
 
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記事を読んでいただきありがとうございました。お花が大好きな方にオススメの満開の花で溢れたパブ、アートが好きな方にオススメのカラフルでダイナミックなグラフィティ、古き良き英国の伝統がお好きな方にオススメの美しい街並み、ロンドンシティに憧れている方にオススメの展望台、ゴージャスなコレクションが好きな方にオススメの美しい博物館など、イギリスならではのインスタ映えスポットを紹介させていただきました。素敵な旅の思い出になる写真を撮るための手助けになれば幸いです。素敵な時間をお過ごし下さい。