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必ず知っておくべき「ニュージーランド」の7つの文化と特徴とは?

– Today’s writer –

 

 名前/住まい

あやみ(20代後半) /クイーンズタウン

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どこの国・都市へ留学していますか?

ニュージーランド クイーンズタウン

渡航した時期は? 

2018年12月~

 

Mr.ウィリアム

今回はニュージーランド在住のあやみさんに驚きの「ニュージーランドの7つの文化や風習」を紹介していただきます

 

1.ニュージーランド、とても寒い…!!

 

「寒い…!!!」

 

 

私がニュージーランドに渡航して1日目、クイーンズタウン空港着いて最初の感想です。

 

わたしがニュージーランドに渡航してきたのが、12月半ば。南半球にあるニュージーランドは、季節が北半球と逆になりますので、初夏の気候だと思って飛行機に乗ってきました。だから、日本を出国する際には、一枚で暖かい服より、重ね着をした方が、現地に着いてから脱げばいいから楽かなと思って服を選びました。

 

ニュージーランド国内で乗り継ぎをし、クイーンズタウンへ。到着し、外に出た瞬間…夏なのに、マフラーを巻きました。この日は特に寒い日みたいでしたが、ニュージーランドは夏でも気温がさほど上がらず、かつ湿度が低いため、体感温度が低いです。

 

 

日本の夏とは違って、カラッとしており、ちょっと日陰に入ると寒いくらい。渡航当時、よく公園でお昼を食べたりしていたのですが、日向は、紫外線がキツくて暑い(というかジリジリする)、日陰は寒い。ということで、日陰と日向を代わる代わる座っていました。

 

ちなみに、現地ツアーガイドをしているので、お客様から言「南島だから、あったかいと思ってた〜」と言われることがあるのですが、ニュージーランドでは南に行けば行くほど寒いです。日本人の感覚的には、南とは暖かいイメージですが、ニュージーランドでは寒いイメージになります。

 

 

2.服装がとても自由

 

寒い関連でもう一つ。わたしは旅行に行くときに、どんな服装をしたらいいのか調べる方法の一つとして、インスタグラムで現地の最近の写真を見て判断するのですが、ニュージーランドを見ても、半袖の人もいれば、結構厚手の服を着ている人もいて、これは最近の写真じゃないのかなと思っていました。

 

現地に着いたら、上で書いた通り、夏なのにとても寒くてマフラーを巻き、次の日は、快晴で暑くなり、半袖を着て過ごしました。ニュージーランドは、一日の中に四季があると言われるほど、天気が変わりやすく、気温差もあります。寒さに弱いわたしは、常に羽織れるものを持って外出していました。なので、夏らしい薄手の服装というのは、なかなかする機会がありませんでした。

 

 

ただ一方で、街の中でも、わたしは寒いと思って着込んでいても、かたや半袖・ハーフパンツ、さらには裸足の人がいます。逆に、わたしが今日は暑いなと感じる日に、ダウンジャケットを着ている人もいました。人によって、温度の感じ方が全然違うんですよね。わたしは、渡航して約1ヶ月はバックパッカーズのドミトリー(相部屋)に宿泊していたのですが、わたしがもこもこと着込んでいるのに、反対のベッドではスェーデンの女の子たちがキャミソールとハーフパンツで寝ていました。

 

この時は、ただ「長い服を着て寝たくない人っているよなぁ。寒くないのかなぁ」とだけ思ったのですが、後日、部屋の窓を閉めていたら、寝る前にその子が「暑いから開けていいかな?」と。他の人はみんないいよと言ったので、泣く泣くわたしもいいよと言ったものの、夏なのに布団を頭まですっぽりかぶって寝ました。

 

 

 

この通り、ニュージーランドの変わりやすい気候と様々な国の人がいることで、その時々、その人によって服装がバラバラです。ニュージーランドに来て、服を選ぶ時に、わたしの中で、季節感という言葉が無くなりました。ちなみに、こんな環境に慣れてきたものの、わたしが唯一理解できない服装が、冬に、ダウンジャケット、ハーフパンツ、足元は裸足かサンダルの人。ダウンジャケットはただのオシャレなのでしょうか。ほんと謎です。

 

 

3.ケガ人が多い!?

 

街中を歩いていて気がついたのが、松葉杖をついている人が多いことです。ちなみに、松葉杖の形状ですが、日本で一般的に使われているもの脇固定型ではなく、ロフストハンドクラッチというタイプが使われています。わたし自身、いままでケガを何度かしており、松葉杖の使い方を看護師さんに褒められるまでになったので、ちょっと気になって調べてしまいました。どうでもよい無駄知識ですね。

 

 

 

 

松葉杖の話しはさておき、なんでこんなに怪我人が多いのかと言うと、ACCのおかげではないかと思っています。ACCとは、事故補償公社のことで、簡単にいうと、ニュージーランド国内で受けたケガを無料で治療してもらえるというものです。この制度、旅行で来た外国人も含まれます。ニュージーランド国籍、もしくは、永住権をもつ人であれば、所得補償もつきます。なので、ケガをしてもお金の面では大きなダメージはないからという気持ちになりがちなのかなぁと勝手に思っています。

 

ちなみに、この話しを日本からの旅行者の方にすると「じゃあニュージーランドに行く時は海外保険はいらないんだね!」とおっしゃる方もいますが、あくまで国内での治療費のみになりますので、日本に帰るための費用などは含まれませんし、ロストバゲージや盗難なども考えると、海外保険は入っておくことをお勧めします。

 

4.ニュージーランドは本当に羊の国?

 

ニュージーランドに来る人が楽しみにしている風景の一つが、広大な牧場の中に、ふわふわの羊たちがたくさんいる光景ではないでしょうか。私もそれを楽しみにして来た人の一人です。実際に、羊はたくさんいます。しかも、いろんな種類の羊を見ることができます。さすがは人より羊の多い国。一言に羊と言っても、いろんな種類の羊たちがいるのだと感動しました。

 

 


ただ羊よりも私が感動したのが、見たことのない鳥がたくさんいることでした!ニュージーランドって固有種の鳥がたくさんいるんです。固有種ではなくても、日本では見られない鳥がたくさんいます。

 

ニュージーランドは、大昔に大陸から分裂しているらしいのですが(諸説あるようです)、そのあとニュージーランドに来ることができた動物が、鳥類と哺乳類のコウモリ(コウモリって哺乳類って知ってましたか?)しかいなかったと言われています。なので、ニュージーランドの鳥たちは、人間が上陸してくるまでの間、独自の進化を遂げてきたみたいです。


その中で特に不思議なのが飛べない鳥たち。ニュージーランドには飛べない鳥が5種類います。キウイバード、カカポ、ウェカ、タカへ、ペンギンです。どの鳥も可愛いのですが、わたし一押しは、国鳥のキウイバード。他の鳥たちは、一応、翼はあるのですが、飛ぶことができない。

 

けど、キウイバードはそもそも翼がないんです。イラストとか写真を見て知っていましたが、いざ動いているところを見たら、ほんと動きが不思議で、すんごく可愛かったです。ちなみに、昔は飛べない鳥が9種類いたと言われております。

 

しかし、人間が上陸し、他の生き物を連れてきてしまったせいで、4種類は絶滅してしまいました。今いるこの5種類も決して数は多くなく、簡単に会うことができません。人によって数が減ってしまったというのは悲しいですが、せめて今いる鳥たちが穏やかに暮らせたらなと思っています。

 

 

5.緑が少ない?

 

ニュージーランドって緑が多い国だと思っていませんか?わたしはそう思っていました。しかし、クイーンズタウンについてすぐに思ったのが、「あれ?山に木がなくない?」ってことでした。そう実は、ニュージーランドの森林面積は国土の約35%と決して高くありません。むしろ、日本の森林面積は約70%なので、日本の方が緑が多いんですね。

 

なぜかと言うと、先住民族マオリの方たちやヨーロッパ系の移民の方々によって、狩りや牧場経営のために森林が伐採されてしまいました。20世紀初期から、ようやく森林の保全活動が始まったようです。

 

 

また、もう一つ理由があり、わたしがいるクイーンズタウンは、おおよそ南緯45度。これって日本で考えると、北海道の稚内市と同じくらいです。つまり、森林限界が低いんです。(森林限界とは、木が生えることができる高さのことで、気温、風の強さ、土壌などの条件で決まります)ちなみに、クイーンズタウン周辺の森林限界は、1000m前後と言われています。

 

6.車事情について

 

ニュージーランドは、中古車の取引が日本よりもすごく簡単にできるので、中古車を購入する方が日本より多いように感じます。ただこの中古車、個人売買で取引されることが多く、日本人の掲示板サイト、Facebookグループ、ニュージーランドの中古車を取り扱っているサイト、もしくは、街の中で、『SALE』と書いている車を探すという感じです。

 

わたしは、車のことについてはよく分からない上に、日本人の掲示板サイト以外で探せば英語での交渉。インターネットや友人からの話しを聞くと、買った車がすぐ壊れたとか、実は調子が悪いのに教えてくれなかったなんて話しもチラホラ。

 

 

個人売買、こわすぎる…!と思い、フラットメイトについてきてもらいました。いざ会ってみたら、すごく良い人で、契約書を作成してくれました。契約書なんてないのが当たり前なので、周りの人からは、しっかりとした人で良かったねと言われました。

 

乗られている車の種類ですが、圧倒的に日本車が多いです。なぜかと言うと、ニュージーランドでは、車の製造はしておらず、全て輸入車になります。その中でも、ニュージーランドと同じく左車線の日本車が、使い勝手が良いからです。もちろん、新車も輸入されていますが、中古車も輸入されていまして、製造年が2000年以降、かつ、走行距離が10万km台の車は、ニュージーランドでは新しい方になります。

 

 

日本では、古すぎて価値のつかなくなった車が、ニュージーランドでは平気で走っています。大学を休学して、ワーキングホリデーに来ている方だと、下手したら車の方が年上なんてこともあるかもしれません。

 

あと、車で驚いたのが、スタッドレスタイヤを履いている車がほぼない。というか、「スタッドレスタイヤって売ってるんでしょうか?」というレベルです。街中では雪が降ることが滅多にないかららしいのですが、朝晩、道路が凍っているときは、本当に大丈夫なのかと疑いながら運転しています。ちなみに、峠やスキー場に行く場合は、チェーン規制がかかることがあります。

 

 

 

こういう時には、道の途中に係員の人がいて、チェーンを積んでいるか聞かれる時もあります。まだチェーンを巻いたことがないのですが、人生で一度もチェーンを巻いたことがないので、できれば、その機会がないことを祈って運転しています。

 

7.食生活について

 

わたしが思ったのは、意外と日本食が作れるなと思いました。ニュージーランドは移民の多い国なので、スーパーにいろんな国の食材が売っています。お米のコーナーだけでも、日本で食べるようなお米の他に、インドカレーなどを頼むと出てくるようなパラパラとしたお米なんかも売っていました。また、アジアンマート、ジャパンマートに行くと、さらに、たくさんの日本食材が売っています。ただ輸入品なので、物によってはとても高いので注意が必要です。

 

 

ただそれでも全然売っているのを見かけない、もしくは、高くて買う気がしないのが、きのこ(しめじ、まいたけ、えりんぎ、えのき等。マッシュルームと椎茸はあります)、もやし、にら、ピーマン、薄いお肉です。あと、旬ではない食べ物の値段が恐ろしく高いです。夏場に毎日食べていたアボカド、冬場には売っていない、もしくは、夏の10倍の値段になっていました。冬場の野菜の値上がり、ほんと恐ろしいです。

 

あとは、レストランやカフェで食べる時、最初、分からなかったのが、料理名の横に書かれている「GF」「DF」などの文字です。日本でも、もしかすると、こういう表示が増えてきているかもしれませんが、GFはグルテンフリー、DFはデイリー(乳製品)フリーです。他にもヴィーガン、ベジタリアン、ナッツフリー、リファインドシュガー(白砂糖)フリーなどがあります。

 

メニューには書いていなくても、お店の人にお願いしたら、グルテンフリーやヴィーガンメニューしてくれることもあります。食べ物に気を使うという意味では、ニュージーランドの人たちの方が気にしているのかもしれません。(とは言え、肥満体型の人も山ほど見かけるので、なんとも言えませんが…)

 

 

― あとがき ―

 

ニュージーランドと大きく括ってしまいましたが、まだ半年しか過ごしておらず、住んだことがあるのもクイーンズタウンだけになります。もしかしたら、長年住んでいる人、違う街に住んでいる人は違うと思うこともあるかと思います。なので、あくまでわたしの一意見としてご覧になっていただければ幸いです。

 

 

今回この記事を書くにあたって、半年の間に何を見て、どう感じたか思い出しましたが、気がつけば、半年いるだけで、なんとなく慣れたような気がしていました。まだまだ分かっていないこと、見ていないこと、体験していないことがたくさんあるんだと思います。これからの半年、ニュージーランドの文化や社会について、勉強していきたいなと思いました。

 

ニュージーランドに興味があるけどまだ来たことがない方、ニュージーランドに来て間もない方などなど、今回の記事が本当にそうなのか、自分の目で、感覚で確かめていただければなと思います。